【JavaScript】正規表現で大文字の単語を検出し、直前にカンマを挿入する方法
大文字の前に特定の文字を挿入したいケース
文字列処理を行っていると、「文の区切りになっている大文字の単語を検出し、その直前のスペースに区切り文字(カンマなど)を挿入したい」という場面があります。
例えば、次のような文字列を考えてみましょう。各文の先頭が大文字になっていますが、文と文の間には区切りがありません。
const str = "Connecting to server Connection has been successful We found result";
この文字列に対して、すべての大文字の直前(スペースの位置)にカンマ「,」を自動的に挿入する関数をJavaScriptで作成してみます。
実装コード
ポイントは正規表現です。「任意の1文字の後に大文字が続くパターン」をグローバル検索し、replaceメソッドで置き換えます。
const str = "Connecting to server Connection has been successful We found result";
const capitaliseNew = str => {
let newStr = '';
const regex = new RegExp(/.[A-Z]/g);
newStr = str.replace(regex, ',$&');
return newStr;
};
console.log(capitaliseNew(str));
実行結果
コンソールには以下のように出力され、各大文字の前にカンマが挿入されていることが確認できます。
Connecting to server, Connection has been successful, We found result
コードの解説
仕組みを順番に見ていきましょう。
1. 正規表現パターン /.[A-Z]/g
- . … 改行以外の任意の1文字にマッチします。ここでは「大文字の直前の文字(多くの場合スペース)」を捕捉する役割です。
- [A-Z] … 大文字の英字1文字にマッチします。
- g フラグ … 文字列全体から一致するすべての箇所を検索対象にします。
2. 置き換え文字列 ',$&'
- , … 挿入したいカンマそのものです。
- $& … マッチした部分文字列全体を参照する特殊なパターンです。これにより、元の文字(スペース+大文字)が失われることなく、その手前にカンマだけが追加されます。
つまり「server C」のようにマッチした部分が「server ,C」ではなく「server, C」として置き換わり、自然な文の区切りが完成します。
応用のヒント
同様のテクニックは、カンマ以外にもセミコロンや改行タグ(<br>)の挿入など、さまざまな整形処理に応用できます。挿入したい文字を置き換え文字列の先頭に変更するだけで動作するので、ぜひ試してみてください。
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