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JavaScriptでオブジェクトの配列から特定プロパティの平均値を計算する方法

はじめに

JavaScriptでは、オブジェクトが格納された配列から特定のプロパティの値を集計したいケースはよくあります。本記事では、各オブジェクトが持つ「age(年齢)」プロパティを例に、reduce()メソッドを使って平均値を計算する方法を解説します。

サンプルデータ

まず、次のようなオブジェクトの配列を用意します。各オブジェクトには name と age の2つのプロパティが含まれています。

const people = [
  { name: 'Anna', age: 22 },
  { name: 'Tom', age: 34 },
  { name: 'John', age: 12 },
  { name: 'Kallis', age: 22 },
  { name: 'Josh', age: 19 }
];

この配列を受け取り、すべての年齢の平均値を返す関数を作成します。

実装コード

const findAverageAge = (arr) => {
  const { length } = arr;
  return arr.reduce((acc, val) => {
    return acc + (val.age / length);
  }, 0);
};

console.log(findAverageAge(people)); // => 21.8

コードの解説

この関数のポイントは以下のとおりです。

  • 分割代入で要素数を取得: const { length } = arr; により、配列の要素数を変数として取り出しています。
  • reduce()で累積計算: 初期値 0 を起点に、各オブジェクトの age を要素数で割った値を順番に加算していきます。最終的に合計÷要素数、つまり平均値になります。
  • 初期値の指定が重要: reduce() の第2引数に 0 を渡すことで、空の配列が渡されてもエラーにならず 0 を返す安全な実装になります。

実行結果

コンソールには以下の出力が表示されます。

21.8

別の書き方:合計を先に求める方法

より直感的なアプローチとして、まず年齢の合計を求めてから割り算する方法もあります。

const findAverageAge = (arr) => {
  const total = arr.reduce((sum, val) => sum + val.age, 0);
  return arr.length ? total / arr.length : 0;
};

console.log(findAverageAge(people)); // => 21.8

こちらの書き方は、小数点の誤差の影響を受けにくく、処理の意図も分かりやすいのが特徴です。arr.length が0の場合のゼロ除算チェックも加えているため、より堅牢な実装となっています。

まとめ

オブジェクト配列から特定プロパティの平均値を計算するには、reduce()メソッドが最適です。「各値を要素数で割りながら累積する」方法でも、「合計を先に求めてから割る」方法でも結果は同じですが、可読性と精度を考慮すると後者のアプローチをおすすめします。データ分析やAPIレスポンスの集計など、実務でも頻繁に使われるテクニックなので、ぜひマスターしておきましょう。

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