JavaScriptでnullやundefinedを含む配列の要素の合計を計算する方法
ここでは、複数の配列を要素として持つ配列(ネストされた配列)を扱います。各サブ配列には数値に加えて、undefined や null の値が含まれているとします。
求められているのは、各サブ配列の要素の合計を計算し、その結果を新しい配列として作成することです。このとき、undefined と null の値は 0 として計算する必要があります。
サンプルデータ
以下のようなサンプル配列を想定します。
const arr = [ [12, 56, undefined, 5], [undefined, 87, 2, null], [3, 6, 32, 1], [undefined, null] ];
解決のアプローチ
この問題を解くには、次の手順で処理を行います。
forEach()を使って、元の配列の各サブ配列を順番に取り出す。- 各サブ配列に対して
reduce()を適用し、要素の合計を算出する。 (acc || 0)と(val || 0)という記述により、undefinedやnullが現れた場合に自動的に 0 として扱う。- 計算結果を新しい配列の対応するインデックスに格納する。
コード例
const arr = [
[12, 56, undefined, 5],
[undefined, 87, 2, null],
[3, 6, 32, 1],
[undefined, null]
];
const newArr = [];
arr.forEach((sub, index) => {
newArr[index] = sub.reduce((acc, val) => (acc || 0) + (val || 0));
});
console.log(newArr);
実行結果
コンソールには以下のように出力されます。
[ 73, 89, 42, 0 ]
コードの解説
このアプローチのポイントは、論理OR演算子(||)を使ったフォールバック処理です。JavaScriptでは undefined や null は falsy(偽と評価される)な値であるため、acc || 0 のように書くことで、これらの値が現れた際に代わりに 0 を使用できます。
例えば、最初のサブ配列 [12, 56, undefined, 5] の場合、12 + 56 + 0 + 5 = 73 となり、undefined は 0 として正しく計算されています。同様に、すべてが undefined と null で構成される4番目のサブ配列は 0 となります。
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