Cプログラミング
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C言語で2次元配列の全要素の合計を計算する方法(実行時初期化)

問題

実行時初期化(ランタイム初期化)を使用して、2次元配列のすべての要素の合計を計算するプログラムを作成します。

2次元配列とは

2次元配列は、表形式のデータを格納したい場合や、行列演算などの数学的処理を行うアプリケーションでよく使用されます。

宣言の構文は以下の通りです。

データ型 配列名 [行サイズ] [列サイズ];

例えば、int a[4][4]; のように宣言します。

この場合、配列の要素数は「行サイズ × 列サイズ」で求められ、4 × 4 = 16個となります。

サンプルプログラム

以下は、実行時初期化を使用して2次元配列のすべての要素を読み込み、偶数要素と奇数要素それぞれの合計を計算するC言語のプログラムです。

#include<stdio.h>
void main(){
   //配列と変数の宣言//
   int A[4][3],i,j,even=0,odd=0;
   //配列への要素の読み込み//
   printf("Enter elements into the array A :\n");
   for(i=0;i<4;i++){
      for(j=0;j<3;j++){
         printf("A[%d][%d] : ",i,j);
         scanf("%d",&A[i][j]);
      }
   }
   //forループを使って配列内の偶数・奇数要素の合計を計算//
   for(i=0;i<4;i++){
      for(j=0;j<3;j++){
         if((A[i][j])%2==0){
            even = even+A[i][j];
         }
         else{
            odd = odd+A[i][j];
         }
      }
   }
   printf("Sum of even elements in array A is : %d\n",even);
   printf("Sum of odd elements in array A is : %d",odd);
}

プログラムのポイント

  • 二重のforループ:外側のループで行(i)、内側のループで列(j)を制御し、配列の全要素にアクセスします。
  • 剰余演算子(%)A[i][j] % 2 == 0 で偶数かどうかを判定し、偶数なら even へ、奇数なら odd へ加算します。
  • scanfによる入力:ユーザーが入力した値を実行時に配列へ格納する「実行時初期化」を行っています。

実行結果

上記のプログラムを実行すると、以下のような出力が得られます。

Enter elements into the array A:
A[0][0] : 01
A[0][1] : 02
A[0][2] : 03
A[1][0] : 04
A[1][1] : 10
A[1][2] : 20
A[2][0] : 30
A[2][1] : 40
A[2][2] : 22
A[3][0] : 33
A[3][1] : 44
A[3][2] : 55
Sum of even elements in array A is: 172
Sum of odd elements in array A is: 92

この例では、入力された12個の要素のうち偶数の合計が172、奇数の合計が92となり、全要素の合計は264であることが確認できます。

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