undefinedなどの要素が混在する配列から最大の数値を見つける方法 - JavaScript
JavaScriptでは、数値・文字列・falsyな値(undefinedやnullなど)が混在する配列の中から、最大の数値だけを取り出したい場面があります。本記事では、そのような配列を受け取り、含まれる最大の数値を返す関数の実装方法を解説します。
問題の概要
例えば、以下のようにundefinedやnull、NaNといった値が混ざった配列が入力として与えられたとします。
const arr = [23, 'hello', undefined, null, 21, 65, NaN, 1, undefined, 'hii'];
この場合、関数は配列内の最大の数値である65を返す必要があります。
実装のポイント
- 初期値を
-Infinityにすることで、どんな負の数値にも対応できる - 各要素を単項プラス演算子(
+)で数値に変換し、変換結果がfalsy(NaNなど)であればスキップする Math.max()を使って現在の最大値と比較しながら順に更新していく
コード例
const arr = [23, 'hello', undefined, null, 21, 65, NaN, 1, undefined, 'hii'];
const pickBiggest = arr => {
let max = -Infinity;
for(let i = 0; i < arr.length; i++){
if(!+arr[i]){
continue;
};
max = Math.max(max, +arr[i]);
};
return max;
};
console.log(pickBiggest(arr));
出力結果
上記のコードをコンソールで実行すると、次の出力が得られます。
65
コードの解説
+arr[i]によって各要素が数値へ変換されます。文字列「hello」や「hii」、undefined、nullはNaNに変換され、!NaNはtrueとなるため、これらの要素はcontinueによってループ処理から除外されます。一方、有効な数値の要素のみがMath.max()で評価され、最大値が順次更新されていきます。
なお、この実装では数値の0もfalsyと判定されてスキップされる点に注意してください。配列内に正の数値が存在する限り結果には影響しませんが、すべての候補が0以下の場合は期待どおりに動作しないため、必要に応じて判定条件を調整するとよいでしょう。
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