JavaScriptのdocumentオブジェクトでCookieにアクセス・読み取りする方法を解説
JavaScriptでは、document.cookieプロパティを使うことで、Cookieに簡単にアクセスして読み取ることができます。document.cookieオブジェクトの値そのものがCookieの内容を表すため、Cookieの読み取りは書き込みと同じくらいシンプルです。
document.cookieが返す文字列には、セミコロン(;)で区切られた「name=value」形式のペアがリストとして格納されています。ここで「name」はCookieの名前、「value」はその文字列の値を意味します。
実装例
以下のコードを実行すると、JavaScriptのdocumentオブジェクトを使ってCookieにアクセスする方法を確認できます。
<html>
<head>
<script>
<!--
function ReadCookie() {
var allcookies = document.cookie;
document.write ("All Cookies : " + allcookies );
// すべてのCookieペアを配列として取得
cookiearray = allcookies.split(';');
// 配列からキーと値のペアを取り出す
for(var i=0; i<cookiearray.length; i++) {
name = cookiearray[i].split('=')[0];
value = cookiearray[i].split('=')[1];
document.write ("Key is : " + name + " and Value is : " + value);
}
}
//-->
</script>
</head>
<body>
<form name="myform" action="">
<p>次のボタンをクリックして結果を確認してください:</p>
<input type="button" value="Get Cookie" onclick="ReadCookie()"/>
</form>
</body>
</html>コードの解説
このサンプルコードの処理の流れは以下のとおりです。
まず、document.cookieで現在保存されているすべてのCookieを文字列として取得します。次に、split(';')メソッドを使って、セミコロン区切りの文字列を配列に分割します。その後、forループで配列の各要素を処理し、split('=')によって「=」の前後を分離することで、Cookieの名前(キー)と値をそれぞれ取り出しています。
ボタンをクリックするとReadCookie関数が呼び出され、取得したすべてのCookieのキーと値が画面に出力されます。実際の開発では、document.writeの代わりにconsole.logやDOM操作を使って結果を表示するのが一般的です。
なお、Cookieの値にはURLエンコードされた文字列が含まれる場合があるため、必要に応じてdecodeURIComponent()関数でデコードしてから使用するとよいでしょう。
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