JavaScriptのObject.fromEntries()メソッドとは?配列やMapをオブジェクトに変換する方法
JavaScriptのObject.fromEntries()メソッドは、「キー」と「値」のペアを持つ配列やMapなどのイテラブル(反復可能なオブジェクト)を、ひとつのオブジェクトに変換するためのメソッドです。
ES2019で追加されたこのメソッドは、オブジェクトを [key, value] 形式の配列に変換する Object.entries() と対になる存在であり、両者を組み合わせることで、オブジェクトのフィルタリングやデータ形式の変換を簡潔に記述できます。
基本構文
Object.fromEntries(iterable)
引数には、[キー, 値] のペアを要素として持つ配列やMapなどを渡します。戻り値として、それらのペアから生成された新しいオブジェクトが返されます。
サンプルコード
以下は、キーと値のペアを持つ2次元配列を、Object.fromEntries()メソッドを使ってオブジェクトに変換する実装例です。
<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" />
<title>Document</title>
<style>
body {
font-family: "Segoe UI", Tahoma, Geneva, Verdana, sans-serif;
}
.result,.sample {
font-size: 20px;
font-weight: 500;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>Object.fromEntries() method </h1>
<div
class="sample"><pre>[[firstName,Rohan],[lastName,Sharma],[age,22]]</pre></div>
<div style="color: green;" class="result">Object = <br></div>
<button class="Btn">CLICK HERE</button>
<h3>Click on the above button to convert the above array into object</h3>
<script>
let resEle = document.querySelector(".result");
let sampleEle = document.querySelector(".sample");
let arr = [['firstName','Rohan'],['lastName','Sharma'],['age',22]];
document.querySelector(".Btn").addEventListener("click", () => {
let obj = Object.fromEntries(arr);
for(i in obj){
resEle.innerHTML += 'Key = '+i+' : Value = '+obj[i]+ '<br>';
}
});
</script>
</body>
</html>
実行結果
上記のコードをブラウザで表示すると、次のような画面になります。

「CLICK HERE」ボタンをクリックすると −

ボタンをクリックすると、元の配列 [['firstName','Rohan'], ['lastName','Sharma'], ['age', 22]] が {firstName: 'Rohan', lastName: 'Sharma', age: 22} というオブジェクトへ変換され、各キーと対応する値が緑色のエリアに順番に出力されます。
補足:Mapからオブジェクトへの変換も可能
Object.fromEntries()は、Mapオブジェクトを引数として渡す場合にも利用できます。
const map = new Map([['apple', 150], ['banana', 100]]);
const obj = Object.fromEntries(map);
console.log(obj); // { apple: 150, banana: 100 }
このように、Object.fromEntries()を活用すれば、配列やMapなどさまざまなイテラブルなデータ構造を、手軽にプレーンなオブジェクトへ変換することができます。
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