JavaScriptのシンボル:@@toPrimitive(Symbol.toPrimitive)メソッドの使い方
Symbol.toPrimitive(@@toPrimitive)とは
JavaScriptのSymbol.toPrimitive(@@toPrimitive)は、オブジェクトがプリミティブ値(数値や文字列など)へ変換される場面で自動的に呼び出される組み込みシンボルです。このメソッドをあらかじめ定義しておくことで、型変換の挙動を自由にカスタマイズできます。
構文
Symbol()[Symbol.toPrimitive](hint)
引数 hint には、変換後の型を示す値(たとえば number や string など)を指定します。これは省略可能な引数です。
以下は、symbol.@@toPrimitive() 関数を使用した具体的なコード例です。
コード例
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" />
<title>Document</title>
<style>
body {
font-family: "Segoe UI", Tahoma, Geneva, Verdana, sans-serif;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>JavaScript symbol.@@toPrimitive() 関数</h1>
<div class="sample"></div>
<button class="Btn">クリック</button>
<h3>上のボタンをクリックすると、オブジェクトと数値の加算が行われます。</h3>
<script>
let fillEle = document.querySelector(".sample");
let obj = {
num: 22,
[Symbol.toPrimitive]() {
return this.num;
},
};
document.querySelector(".Btn").addEventListener("click", () => {
fillEle.innerHTML = obj + 44;
});
</script>
</body>
</html>
実行結果

「クリック」ボタンを押すと −

ボタンをクリックすると、obj + 44 という式が評価されます。このとき obj[Symbol.toPrimitive] が呼び出されて this.num の値「22」が返されるため、画面にはその合計である「66」が表示されます。
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