JavaScriptでオブジェクトの配列をキーごとにグループ化する最も効率的な方法
JavaScriptでオブジェクトの配列を特定のキーごとにグループ化する最も効率的な方法は、reduce()関数を使用することです。
reduce()メソッドは、配列の各要素に対して指定したリデューサー(還元)関数を実行し、最終的に単一の出力値を返します。アキュムレータ(累積値)を活用することで、forループを明示的に書くよりも簡潔にグループ化処理を実現できます。
コード例
const people = [
{ name: 'Lee', age: 21 },
{ name: 'Ajay', age: 20 },
{ name: 'Jane', age: 20 }
];
function groupBy(objectArray, property) {
return objectArray.reduce((acc, obj) => {
const key = obj[property];
if (!acc[key]) {
acc[key] = [];
}
// 指定されたキーの値に対応する配列にオブジェクトを追加
acc[key].push(obj);
return acc;
}, {});
}
const groupedPeople = groupBy(people, 'age');
console.log(groupedPeople);実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
{ 20: [ { name: 'Ajay', age: 20 }, { name: 'Jane', age: 20 } ],
21: [ { name: 'Lee', age: 21 } ] }コードの解説
groupBy関数の処理の流れは以下の通りです。
reduce()の初期値として空のオブジェクト{}を渡します。- 各要素(
obj)から、指定されたプロパティ(property)の値をキーとして取得します。 - そのキーがアキュムレータにまだ存在しない場合は、空の配列を作成します。
- キーに対応する配列に、現在のオブジェクトを
pushで追加します。 - すべての要素の処理が完了すると、年齢をキーとしたグループ化されたオブジェクトが完成します。
この方法なら、配列を一度走査するだけでグループ化が完了するため、パフォーマンス面でも非常に効率的です。
補足:Object.groupBy()について
ES2024(ECMAScript 2024)では、標準APIとしてObject.groupBy()メソッドが追加されました。対応している環境であれば、以下のようにより簡潔に記述できます。
const grouped = Object.groupBy(people, (person) => person.age);
ただし、古いブラウザやNode.jsのバージョンとの互換性を保ちたい場合や、グループ化のロジックを細かく制御したい場合には、reduce()を使った方法が引き続き有効です。
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