JavaScriptでURLを解析する方法とは?DOMを使った簡単なURLパースの実装
JavaScriptにおけるURLの解析(パース)方法
JavaScriptでURLを解析する場合、正規表現を使うよりもDOMメソッドを活用する方がはるかにシンプルです。正規表現でURLを分解しようとすると、コードは複雑になりがちですが、DOMメソッドなら関数を1回呼び出すだけで解析済みのURL(パース済みURL)を取得できます。
DOMメソッドによるURL解析の仕組み
以下の例では、まず関数を作成し、その内部でDOMメソッドを使ってアンカータグ「a」を生成しています。次に、引数として渡されたURLを、アンカータグのhref属性に代入します。ブラウザはhrefに設定されたURLを自動的に解析し、プロトコルやホスト名などの各要素をアンカー要素のプロパティとして保持してくれます。そのため、関数が返すオブジェクトからURLの各構成要素(パース済みの部分)をそのまま取り出せるのです。
最後に、解析結果を見やすく表示するためにJSON.stringify()メソッドを使用して、オブジェクトを文字列化して出力しています。
サンプルコード
<html>
<body>
<script>
function URL(url) {
var urlParser = document.createElement('a');
urlParser.href = url;
return {
protocol: urlParser.protocol,
host: urlParser.host,
hostname: urlParser.hostname,
port: urlParser.port,
pathname: urlParser.pathname,
search: urlParser.search,
hash: urlParser.hash
};
}
document.write(JSON.stringify(URL("https://www.youtube.com/watch?v=tNJJSrfKYwQ")));
</script>
</body>
</html>実行結果
{"protocol":"https:","host":"www.youtube.com","hostname":"www.youtube.com","port":"","pathname":"/watch","search":"?v=tNJJSrfKYwQ","hash":""}取得できるURLの構成要素
- protocol:通信プロトコル(例:https:)
- host:ホスト名+ポート番号
- hostname:ホスト名のみ
- port:ポート番号(省略されている場合は空文字)
- pathname:パス部分(例:/watch)
- search:クエリ文字列(?以降の部分)
- hash:フラグメント識別子(#以降の部分)
補足:モダンな環境ではURL APIも利用可能
なお、近年のブラウザでは標準のURLコンストラクタ(URL API)を使うことで、同様の解析をより簡潔に実現できます。new URL("https://example.com/path")のように記述するだけで、上記と同じプロパティ(protocol、hostname、pathnameなど)を持つオブジェクトが取得できます。ただし、古いブラウザへの対応が必要な場合には、この記事で紹介したDOM(アンカー要素)を使った手法が依然として有効です。
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