JavaScriptで未処理の例外をすべてキャッチする方法
JavaScriptで発生した未処理の例外(Unhandled Exception)をすべて捕捉したい場合は、window.onerror を利用します。この onerror イベントハンドラは、エラーの正確な内容を特定するために、次の3つの情報を受け取ることができます。
onerrorハンドラが受け取る3つの情報
- エラーメッセージ(msg) − ブラウザが本来表示するものと同じエラー内容のメッセージ
- URL(url) − エラーが発生したファイルの場所
- 行番号(line) − 上記URL内でエラーが発生した行番号
実装サンプルコード
以下のコードを実行すると、未処理の例外を捕捉してアラートで情報を表示できます。
<html>
<head>
<script>
window.onerror = function (msg, url, line) {
alert("Message : " + msg);
alert("url : " + url);
alert("Line number : " + line);
}
</script>
</head>
<body>
<p>下のボタンをクリックすると結果を確認できます:</p>
<form>
<input type="button" value="Click Me" onclick="myFunc();" />
</form>
</body>
</html>
この例では、定義されていない関数 myFunc() を呼び出しているため、クリック時にエラーが発生し、window.onerror に登録した関数が自動的に実行されます。その結果、エラーメッセージ・発生元のURL・行番号が順にアラート表示されます。
補足:より柔軟なエラー監視の方法
window.onerror への直接代入は古くから使われる手法ですが、上書きの競合を避けたい場合は addEventListener を使う方法も推奨されます。
window.addEventListener('error', function (event) {
console.log('エラーメッセージ:', event.message);
console.log('ファイル:', event.filename);
console.log('行番号:', event.lineno);
});
また、Promise内で発生して捕捉されなかったエラーについては、unhandledrejection イベントを併用することで漏れなく監視できます。これらを組み合わせることで、アプリケーション全体のエラーを効率的にトラッキングし、ログ収集やデバッグに役立てることが可能です。
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