JavaScriptのTypedArray.set()メソッドとは?使い方をサンプルコードで解説
TypedArrayオブジェクトのset()メソッドは、配列(または別の型付き配列)とインデックスを表す数値を受け取り、指定された配列の内容を現在の型付き配列に、指定したインデックスの位置から順にコピーします。既存の要素がある場合は、その位置から上書きされる点に注意してください。
構文
set()メソッドの構文は以下の通りです。
typedArray.set(array, offset)
- array: コピー元となる通常の配列、または別の型付き配列を指定します。
- offset: コピーを開始するインデックス位置を指定します。省略した場合は0(先頭)からコピーされます。
使用例
以下の例では、Int32Arrayで作成した2つの型付き配列を用意し、set()メソッドを使って2つ目の配列の内容を1つ目の配列のインデックス3以降にコピーしています。
<html>
<head>
<title>JavaScript TypedArray setメソッド</title>
</head>
<body>
<script type="text/javascript">
var typedArray1 = new Int32Array([11, 5, 13, 4, 15, 3, 17, 2, 19, 8]);
document.write("型付き配列の内容: " + typedArray1);
document.write("<br>");
var typedArray2 = new Int32Array([110, 215, 316, 916, 616, 117, 311]);
typedArray1.set(typedArray2, 3);
document.write("結果: " + typedArray1);
</script>
</body>
</html>
実行結果
型付き配列の内容: 11,5,13,4,15,3,17,2,19,8 結果: 11,5,13,110,215,316,916,616,117,311
処理の流れの解説
この例では、typedArray1.set(typedArray2, 3)を実行することで、typedArray2の7つの要素がtypedArray1のインデックス3(4番目の要素)以降に順番にコピーされます。そのため、元の配列の先頭3要素「11, 5, 13」はそのまま残り、それ以降の要素が新しい値に置き換えられています。
なお、コピー元の要素数がコピー先の残り領域を超える場合や、範囲外のインデックスを指定した場合はRangeErrorが発生するので、実装時には配列サイズに注意しましょう。
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