HTMLの特殊文字とは?エンティティと数値コードの一覧・使い方を解説
HTMLの特殊文字とは?
HTMLには、文書内で特別な意味を持つ「予約文字」がいくつか存在します。たとえば、小なり記号(<)や大なり記号(>)といった山括弧は、HTMLタグの開始と終了を表すために使われるため、本文中にそのまま記述すると、ブラウザがそれをタグとして解釈してしまい、意図どおりに表示されません。
こうした問題を回避するには、特殊文字を「文字実体参照(エンティティ)」または「数値文字参照」に置き換えて記述する必要があります。
HTMLでサポートが必須となる5つの特殊文字
HTMLプロセッサ(ブラウザなど)は、次の表に示す5つの特殊文字を必ずサポートしなければなりません。それぞれの記号には、エンティティ名と数値コードという2種類の記述方法が用意されています。
| 記号 | 説明 | エンティティ名 | 数値コード |
|---|---|---|---|
| " | 二重引用符(ダブルクォート) | " | " |
| ' | アポストロフィ(シングルクォート) | ' | ' |
| & | アンパサンド | & | & |
| < | 小なり記号 | < | < |
| > | 大なり記号 | > | > |
記述例:比較式を表示したい場合
たとえば「x < y」というテキストを画面に表示したい場合は、次のように記述します。
x < y
このようにエスケープすることで、ブラウザは「<」をタグの開始ではなく、単なる文字として正しく表示できます。
補足:「&」はURLでも頻出
特にアンパサンド(&)は、クエリパラメータを含むURLをHTMLに埋め込む際にも頻繁に登場します。正しくエスケープしないと、HTMLの構文チェック(バリデーション)でエラーになることがあるため、注意が必要です。
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