JavaScriptでHTML5動画を完全にプリロードする方法|oncanplaythroughイベントの使い方
HTML5の<video>要素を扱う際、再生中にバッファリングで止まらないように、動画データをあらかじめ完全に読み込んでおきたいケースがあります。そんなときに役立つのがoncanplaythroughイベントです。
oncanplaythroughイベントとは
oncanplaythroughは、ブラウザが「現状のダウンロード速度でも、途中でバッファリングのために一時停止することなく、最後まで再生できる」と判断した時点で発生するイベントです。このイベントが発火したタイミングで処理を実行すれば、動画が完全にプリロードされた状態であることを検出できます。
例えば、動画の読み込み完了後にアラートを表示したり、再生ボタンを有効化したりするといった制御が可能になります。
実装サンプルコード
以下のコードでは、動画がバッファリングなしで再生できる状態になったときに、display()関数が呼び出され、メッセージが表示されます。
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>
<video id="myVideo" width="400" height="200" controls oncanplaythrough="display()">
<source src="/html5/foo.ogg" type="video/ogg" />
<source src="/html5/foo.mp4" type="video/mp4" />
お使いのブラウザはvideo要素に対応していません。
</video>
<script>
function display() {
alert("バッファリングせずに最後まで再生できます。");
}
</script>
</body>
</html>
コードのポイント
<source>タグでOGG形式とMP4形式の2種類を指定しており、ブラウザが対応している形式が自動的に選択されます。<video>タグ内のテキストは、video要素に非対応の古いブラウザ向けのフォールバック表示です。oncanplaythrough="display()"により、十分なデータが読み込まれた時点で関数が実行されます。
補足:preload属性との組み合わせ
より確実にプリロードを行いたい場合は、<video>タグにpreload="auto"属性を追加するとよいでしょう。これにより、ユーザーが再生操作を行う前から、ブラウザが積極的に動画データを読み込むよう促すことができます。
<video id="myVideo" width="400" height="200" controls preload="auto" oncanplaythrough="display()">
ただし、preload属性の挙動はブラウザによって異なる場合がある点には注意が必要です。特にモバイル環境では通信量節約のため、自動プリロードが制限されることがあります。
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