HTML DOM Video preloadプロパティの使い方を徹底解説
HTML DOM Video preloadプロパティとは
HTML DOM の Video preload プロパティは、動画データをいつ読み込むべきかを制作者が指定した値に対応する文字列を返します。この設定は、ブラウザ側の判断(通信環境やユーザー設定など)によって無視される場合がある点に注意してください。
デフォルト値は 「metadata」です。
構文
以下が構文の基本形です。
文字列値を取得する場合
mediaObject.preload
preload に文字列を設定する場合
mediaObject.preload = "auto | metadata | none";
preload に指定できる値
- auto:ブラウザが動画ファイル全体を事前に読み込んでもよいことを示します。
- metadata:動画の長さなどのメタデータのみを読み込みます(デフォルト)。
- none:ページ読み込み時に動画を読み込まないことを示します。ユーザーが再生操作を行うまでデータは取得されません。
使用例
それでは、HTML DOM Video preload プロパティの具体的な使用例を見てみましょう。ボタンをクリックすると、preload の値を「none」から「metadata」に切り替えるサンプルです。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>HTML DOM Video preload</title>
<style>
* {
padding: 2px;
margin:5px;
}
form {
width:70%;
margin: 0 auto;
text-align: center;
}
input[type="button"] {
border-radius: 10px;
}
</style>
</head>
<body>
<form>
<fieldset>
<legend>HTML-DOM-Video-preload</legend>
<video id="demo" width="320" preload="none" controls><source
src="https://www.tutorialspoint.com/html5/foo.mp4" type="video/mp4"></video><br>
<input type="button" onclick="getTrackDetails()" value="Preload Video">
<div id="divDisplay"></div>
</fieldset>
</form>
<script>
var divDisplay = document.getElementById("divDisplay");
var demo = document.getElementById("demo");
divDisplay.textContent = 'データセーバーモード有効。再生すると動画を読み込みます';
function getTrackDetails() {
demo.preload = 'metadata';
divDisplay.textContent = 'データセーバーモード無効。プリロードが有効になりました';
}
</script>
</body>
</html>実行結果
「Preload Video」ボタンをクリックする前
初期状態では preload が「none」に設定されているため、動画データは読み込まれず、「データセーバーモード有効」というメッセージが表示されます。

「Preload Video」ボタンをクリックした後
ボタンをクリックすると JavaScript によって preload が「metadata」に変更され、プリロードが有効になったことを示すメッセージが表示されます。

まとめ
Video preload プロパティを使えば、JavaScript から動的に動画の読み込み挙動を制御できます。通信量を節約したい場面では「none」、すぐに再生できる状態にしたい場面では「auto」や「metadata」を指定するなど、用途に応じて適切な値を選択しましょう。
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