CSSのcontentプロパティ解説:HTML5のprogress要素でattr()が機能しない原因と対処法
HTML5の<progress>要素に対して、CSSのattr()関数を使って動的に値を表示しようとしても、そのままでは期待どおりに動作しません。これを機能させるには、CSS側で静的なコンテンツ(content)を明示的に追加する必要があります。
HTMLの例
まず、以下のようなprogress要素を用意します。
<progress max="100" value="60" data-value="5"></progress>
対応するCSS
次に、HTML5のprogress要素の前後にCSSで生成したコンテンツを追加するため、以下のスタイルを記述します。
progress::-webkit-progress-bar:before,
progress::-webkit-progress-bar:after {
content: '989';
}ポイントの解説
::-webkit-progress-barは、WebKit系ブラウザ(Chrome・Safariなど)でprogress要素のバー部分を擬似要素として操作できるセレクタです。:beforeや:afterと組み合わせることで、バーの前後にテキストなどの生成コンテンツを挿入できます。contentプロパティにはここでは静的な文字列「989」を指定しています。attr(data-value)のように属性値を参照したい場合でも、ブラウザによってはprogress要素の擬似要素内では正しく評価されないため、まず静的なcontentを設定して動作確認することが重要です。
このように、progress要素のカスタマイズはブラウザごとの実装差が大きいため、WebKit向けのベンダー接頭辞付きセレクタを使い、静的なcontentから段階的に検証していくのが確実なアプローチです。
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