JavaScriptで連想配列(ハッシュ)を使う方法|オブジェクトとMapの使い方を解説
JavaScriptの配列(Array)は、0から始まる数値インデックスでのみ要素へアクセスできます。そのため、PHPのような「連想配列」は標準ではサポートされていません。しかし、オブジェクトやMapを活用すれば、キーと値のペア(ハッシュ)と同じことを簡単に実現できます。本記事では、その具体的な方法をサンプルコード付きで解説します。
配列は数値インデックスで動作する
まず、通常のJavaScript配列の挙動を確認しましょう。以下の例では、数値インデックスを使って値を代入しています。
サンプルコード
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>
<p id="test"></p>
<script>
var dept = [];
dept[0] = "Amit";
dept[1] = "Technical";
dept[2] = 45;
document.getElementById("test").innerHTML = dept[1] + " " + dept.length;
</script>
</body>
</html>
このコードの出力結果は「Technical 3」となります。このように、配列の要素はあくまで番号によって管理されており、名前などの文字列をキーとして使うことはできません。
オブジェクトで連想配列を実現する
文字列のキーで値を管理したい場合は、オブジェクト(Object)を使うのが最も一般的でシンプルな方法です。
サンプルコード
var dept = {
name: "Amit",
section: "Technical",
id: 45
};
console.log(dept["name"]); // Amit
console.log(dept.section); // Technical
// 後からキーを追加することも可能
dept["salary"] = 50000;
console.log(dept.salary); // 50000
ドット記法(dept.name)でもブラケット記法(dept["name"])でもアクセスでき、キーの追加・参照が直感的に行えます。
Mapを使う方法
ES6(ECMAScript 2015)以降では、より柔軟な Map オブジェクトも利用できます。Mapは任意の型をキーにでき、要素数を size プロパティで取得できるなど、連想配列的な操作に適しています。
サンプルコード
var dept = new Map();
dept.set("name", "Amit");
dept.set("section", "Technical");
dept.set("id", 45);
console.log(dept.get("name")); // Amit
console.log(dept.size); // 3
まとめ
- JavaScriptの配列は数値インデックス専用であり、連想配列はネイティブにはサポートされていない
- 文字列キーでデータを管理したい場合はオブジェクトを使うのが基本
- キーの追加・削除やサイズ取得が多い処理ではMapが便利
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