JavaScriptの演算子を使って基本的な計算(四則演算)を行う方法
JavaScriptで足し算(+)、引き算(-)、掛け算(*)といった基本的な計算を行うには、算術演算子を使用します。JavaScriptには、加算・減算・乗算・除算・剰余など、基本的な数学処理のための演算子が標準で組み込まれています。
JavaScriptの主な算術演算子
JavaScriptでよく使われる算術演算子は以下のとおりです。
- +(加算):数値を足し合わせます。文字列と組み合わせると、文字列の連結として機能します。
- -(減算):数値を引き算します。
- *(乗算):数値を掛け合わせます。
- /(除算):数値を割り算します。
- %(剰余):割り算の余りを求めます。
- ++(インクリメント):値を1つ増やします。
- --(デクリメント):値を1つ減らします。
サンプルコード
次のコードを実行すると、JavaScriptの算術演算子を使った基本的な計算の動きを確認できます。
<html>
<body>
<script>
var a = 77;
var b = 30;
var c = "Demo";
var linebreak = "<br />";
// 加算(足し算)
document.write("a + b = ");
result = a + b;
document.write(result);
document.write(linebreak);
// 減算(引き算)
document.write("a - b = ");
result = a - b;
document.write(result);
document.write(linebreak);
// 除算(割り算)
document.write("a / b = ");
result = a / b;
document.write(result);
document.write(linebreak);
// 剰余(余り)
document.write("a % b = ");
result = a % b;
document.write(result);
document.write(linebreak);
// 数値と文字列の連結
document.write("a + b + c = ");
result = a + b + c;
document.write(result);
document.write(linebreak);
// インクリメント(値を1増やす)
a = ++a;
document.write("++a = ");
result = ++a;
document.write(result);
document.write(linebreak);
// デクリメント(値を1減らす)
b = --b;
document.write("--b = ");
result = --b;
document.write(result);
document.write(linebreak);
</script>
</body>
</html>
実行結果
このコードをブラウザで実行すると、以下のように出力されます。
a + b = 107
a - b = 47
a / b = 2.566666666666667
a % b = 17
a + b + c = 107Demo
++a = 79
--b = 28
解説のポイント
- 数値と文字列の連結:「a + b + c」では、まず数値同士の「77 + 30 = 107」が計算され、その後で文字列「Demo」と連結されて「107Demo」と表示されます。+演算子は、数値同士なら加算、片方でも文字列なら連結として働きます。
- インクリメントとデクリメント:「++a」は値を1増やし、「--b」は値を1減らします。変数の前(前置)に置くと増減後の値が、後(後置)に置くと増減前の値が返される点に注意しましょう。
- 剰余演算子:「%」は割り算の余りを返します。77を30で割ると商は2、余りは17なので「17」が出力されます。
なお、document.write()は現在では非推奨(レガシー)とされているため、実際の開発ではconsole.log()を使ってコンソールに結果を出力するのが一般的です。
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