WindowsでWebサイトをブロックする方法|Chrome・Firefox・Internet Explorer対応のhostsファイル設定手順
Windowsパソコンでは、Google Chrome、Firefox、Internet Explorerなど、どのWebブラウザを使っていても、特定のWebサイトへのアクセスを簡単にブロックできます。ブラウザごとに個別の設定を行う必要はなく、「hostsファイル」を編集するだけで、システム全体に共通してサイトを遮断できるのが特徴です。
hostsファイルとは
hostsファイルは、ドメイン名とIPアドレスの対応関係を定義するWindowsのシステムファイルです。このファイルに「特定のドメインを自分自身(ローカルホスト)に向ける」という記述を追加することで、そのサイトへのアクセスを事実上無効化できます。
手順1:メモ帳を管理者として起動する
まず、メモ帳を「管理者として実行」で開きます。スタートメニューからメモ帳を探し、右クリックして「管理者として実行」を選択してください。通常の権限で開くと、後ほど保存時にエラーが発生するため注意が必要です。
手順2:hostsファイルを開く
メモ帳が起動したら、メニューの「ファイル」→「開く」を選択し、以下のパスへ移動します。
C:\Windows\System32\drivers\etc
フォルダ内にいくつかのファイルが表示されます。その中から「hosts」という名前のファイルをクリックして選択し、メモ帳で開きましょう。「開く」ダイアログでテキスト文書以外が表示されない場合は、ファイルの種類を「すべてのファイル」に変更すると見つけやすくなります。
手順3:ブロックしたいサイトを追記する
hostsファイルには、もともと何行かのテキストが記載されています。ファイルの最終行までカーソルを移動し、Enterキーで新しい行を作成します。そこに、以下の形式でブロックしたいサイトを入力します。
127.0.0.1 www.facebook.com
ここでは例として「www.facebook.com」をブロックしています。127.0.0.1と入力した後はTabキーを押し、続けてブロックしたいサイトのドメイン名を入力してください。複数のサイトをブロックしたい場合は、同じ形式の行を必要な数だけ追加します。
入力が完了したら、ファイルを上書き保存します。
仕組みと解除方法
127.0.0.1は、自分自身のPCを指す「ループバックアドレス」と呼ばれる特別なIPアドレスです。この設定により、誰かがブロック対象のサイト(この例ではwww.facebook.com)を開こうとしたとき、実際のFacebookサーバーではなく自分自身のPCに接続しようとするため、ブラウザにはエラーページが表示され、サイトにアクセスできなくなります。
ブロックを解除したい場合は、hostsファイルから該当する行を削除して保存するだけです。これで元通りにアクセスできるようになります。
まとめ
hostsファイルの編集によるサイトブロックは、追加ソフトウェア不要で無料かつ手軽に実施できる方法です。子どものペアレンタルコントロールや業務中の集中対策などに活用できます。ただし、システムファイルを扱うため、編集前には内容を控えておくなど慎重に作業することをおすすめします。
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