JavaScriptでブラウザを判定してサイト訪問者をリダイレクトする方法
最新のWebサイトには先進的な機能が数多く実装されていますが、その一部は特定のブラウザ(特にInternet Explorerなどのレガシーブラウザ)と互換性がない場合があります。幸い、JavaScriptを使えばサイト訪問者がどのブラウザを使用しているのか(あるいは使用していないのか)を検出できます。これにより、訪問者をそれぞれのブラウザに対応したバージョンのサイトへ自動的に誘導することが可能になります。
Chrome以外のブラウザ利用者をリダイレクトする方法
たとえば、サイトの最新バージョンが現時点でChromeブラウザでのみ100%正常に動作するとしましょう。この場合、Chromeを使っていない訪問者を別バージョンのサイトへリダイレクトすれば、不具合のある体験を避けられます。
次のコードをサイトの<head>セクション内、または外部の.jsファイルに追加してください。
if (!!window.chrome) {
window.location = "https://yourdomain.com"
} else {
window.location = "https://yourdomain.com/legacy-version"
}
さらに一歩進んで、リダイレクトされる理由をユーザーに説明したり、最高の体験を得るためにChromeの使用を促したりしてもよいでしょう。
if (!!window.chrome) {
window.location = "https://yourdomain.com"
alert("You're using Chrome")
} else {
alert(
"Our apologies, at the moment you have to use Chrome to use the latest version of our website. You'll be redirected to our legacy website (don't worry it works just fine!)."
)
window.location = "https://yourdomain.com/legacy-site"
}
これで、Chromeを使用していないユーザーは、window.locationに指定したURLへ自動的にリダイレクトされます。
動作を確認するには、CodePenのサンプルをまずChromeで開き、続けてFirefoxやOperaなど別のブラウザでも開いてみてください。ブラウザごとに異なるページへ遷移することわかるはずです。
実装時の注意点
実際のサイトでこのコードを運用する場合は、デモ用に追加したalert("You're using Chrome")の行を必ず削除してください。
また、window.chromeによる判定には限界があることにも注意が必要です。Chromiumベースの新版Microsoft Edgeなど、一部のブラウザもwindow.chromeオブジェクトを持っているため、厳密な判定にはユーザーエージェント文字列との組み合わせや、feature detection(機能ベースの判定)を併用するのが安全です。
ブラウザ検出技術は常に進化している
ブラウザの検出技術は変化と進化が非常に速い分野です。ブラウザごとに異なる検出手法が必要になるだけでなく、ユーザーがアクセスするデバイス(ノートPC、タブレット、スマートフォンなど)によっても挙動が異なります。
最新のブラウザ検出技術の動向を把握するには、StackOverflowの活発な議論スレッドを定期的にチェックすることをおすすめします。実際の開発現場で遭遇する課題や、新しいブラウザへの対応方法が継続的に共有されています。
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