Chromeブラウザにパスワードをインポートする方法【CSV・Firefox・Edge対応】
Chromeは世界で最も使われているブラウザ
Google Chromeは世界で最も利用されているブラウザです。人気ブラウザに関する調査では、全ユーザーの約70%がChromeを使っているという結果が出ています。Chromeの最大の魅力は、OSやデバイス、インターネット接続環境に関わらず、あらゆる状況で安定した動作を実現する優れた安定性です。他のブラウザには独自の便利機能や特徴的なギミックが搭載されているものもありますが、既定のブラウザを選ぶ際に最も重視すべきは「パフォーマンス」「安定性」「信頼性」の3要素。そのすべてを高いレベルで満たしているのがGoogle Chromeなのです。

すでにChromeをインストール済みなら、次はいよいよパスワードの移行です。他のブラウザに保存していたパスワードをまとめてChromeへ引き継ぐ方法はいくつかあります。ただし、Appleデバイスのキーチェーン暗号化の仕様上、Safariからはパスワードを直接インポートできない点には注意してください。
Chromeへのパスワードインポート方法は主に3つ
- CSVファイルからインポートする方法
- Mozilla Firefoxからインポートする方法
- Microsoft Edge・Operaからインポートする方法
自分の環境に合った方法を以下から選んでご覧ください。
方法1:CSVファイルからパスワードをインポートする
多くのブラウザでは、保存済みのパスワード一式をCSV(カンマ区切り)ファイルとして書き出せます。CSVファイルはExcelの表のような形式で、「サイト名・URL・ユーザー名・パスワード」の情報が含まれています。このファイルを一度エクスポートしておけば、Chromeでサインインするたびに元のブラウザを開く必要はありません。ファイルをインポートするだけで、すべての情報がChromeの「保存済みパスワード」に登録されます。
手順1. Google Chromeを開き、アドレスバーに「chrome://flags」と入力してChromeフラグ画面を表示します。

手順2. ページ上部の検索ボックスに「Password Import」と入力します。

手順3. 該当するフラグが表示されるので、プルダウンメニューから「Enabled」を選択します。
手順4. フラグを有効化するため、Chromeを再起動します。
手順5. アドレスバーに「chrome://settings/passwords」と入力し、パスワード設定画面を開きます。

手順6. 三点リーダー(︙)メニューをクリックして「インポート」を選択し、保存しておいたCSVファイルを指定します。
これで完了です。すべてのパスワードと関連情報がChromeに取り込まれます。
※お使いのChromeのバージョンによっては、フラグを有効にしなくても最初から「インポート」メニューが表示される場合があります。まずは手順6を試してみてください。
方法2:Firefoxからパスワードをインポートする
Mozilla Firefoxには、残念ながらCSVファイルを書き出す標準機能がありません。ただし、同じパソコン上でChromeへ移行するのであれば、もっと簡単な方法があります。
手順1. 両方のブラウザが同一のパソコンにインストールされている場合、Chromeを開いて右上の三点リーダーメニューから「ブックマーク」を選択します。
手順2. 「ブックマークと設定をインポート」をクリックします。
手順3. 上部のプルダウンリストから「Mozilla Firefox」を選びます。ブックマークやパスワードなど、Firefoxに保存されていた閲覧データがすべてChromeへコピーされます。

この方法は両方のブラウザが同じパソコンにある場合のみ有効です。Firefoxが別のパソコンにインストールされている場合は、サードパーティ製ツールを使ってCSVファイルを作成する必要があります。
手順1. GitHubで公開されている「FF Password Exporter」をダウンロードします。Windows・macOS・Linuxに対応した無料かつ安全なツールです。
手順2. 配布ページからポータブル版(Portable)をダウンロードします。
手順3. ダウンロードしたアプリケーションを起動すると、自動的にPCをスキャンし、Firefoxフォルダ内のプロフィールディレクトリを検出します。
手順4. 「Export Passwords」をクリックすると、すべての情報がCSV形式で保存されます。あとは前述の「CSVからインポートする手順」に従ってChromeへ取り込んでください。

方法3:Microsoft Edge・Operaからパスワードをインポートする
前述のとおり、多くのブラウザにはパスワードをCSVとして書き出す機能が備わっており、Microsoft EdgeとOperaも例外ではありません。
手順1. パスワードを移行元とするブラウザを開き、アドレスバーに以下のパスを入力します。
- Microsoft Edge:「edge://settings/passwords」
- Opera:「opera://settings/passwords」
手順2. パスワード設定画面を開いたら、三点リーダーメニューから「エクスポート」を選択します。CSVファイルがパソコンに保存されます。

手順3. この記事の冒頭で紹介した「CSVからChromeへパスワードをインポートする手順」に従って取り込みます。
注意: 旧バージョンのMicrosoft Edge(EdgeHTML版)を使用している場合、サードパーティ製ソフトを使ってもパスワードを書き出すことはできません。唯一の解決策は、旧バージョンを残したまま新版のChromium版Edgeをインストールすることです。初回起動時に旧Edgeの設定やデータが自動的に引き継がれるため、そこからCSVを書き出せばChromeへ直接インポートできます。
まとめ:Safari以外ならスムーズに移行できる
以上がChromeブラウザへパスワードをインポートするすべての方法です。ChromiumベースのブラウザであればCSVファイルを書き出せるか、無料ツールで対応可能です。一方、Safariはキーチェーン暗号化の仕様によりパスワードの書き出しができません。一部の有料パスワード管理ツールならSafariから情報を抽出できることもありますが、他のブラウザからの移行の方がはるかに簡単で、しかも無料で行えます。
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