Pythonで文字列を指定した長さまで繰り返す効率的な方法
Pythonで文字列を特定の長さまで繰り返すには?
Pythonでは、ある文字列を繰り返してちょうどn文字になるようにしたい場面がよくあります。例えば、パディング処理やパターンの生成などがその典型です。この記事では、そのための効率的な実装方法を2つ紹介します。
方法1:全体の繰り返し+余りの文字を追加する
基本的な考え方はシンプルです。まず、文字列全体を n ÷ 文字列の長さ 回だけ繰り返し、最後に余りの文字数分(n % 文字列の長さ)だけ先頭から切り出して連結します。
def repeat_n(string, n):
l = len(string)
full_rep = n // l
# 文字列全体を完全な回数だけ繰り返す
ans = ''.join(string for i in range(full_rep))
# 余った文字数分だけ末尾に追加する
return ans + string[:n % l]
print(repeat_n('asdf', 10))このコードを実行すると、次の出力が得られます。
'asdfasdfas'
'asdf'は2回完全に繰り返され(8文字)、残りの2文字として'as'が末尾に追加されているのがわかります。
方法2:* 演算子を使うより簡潔な方法
Pythonの文字列は * 演算子で繰り返せるため、これを使うともっと簡潔に書けます。必要な長さ以上に一度繰り返しておき、スライスでn文字に切り詰めるのがポイントです。
def repeat_n(string_to_expand, n):
return (string_to_expand * ((n // len(string_to_expand)) + 1))[:n]
print(repeat_n('asdf', 10))実行結果は同じく次のようになります。
'asdfasdfas'
どちらの方法を選ぶべき?
* 演算子を使う方法は、C言語レベルで最適化された文字列操作を利用するため、高速かつコードも短くなります。特別な理由がない限り、方法2のアプローチをおすすめします。一方、方法1は処理の流れが明示的で理解しやすいため、学習目的やロジックを段階的に示したい場合に便利です。
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