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Pythonのリスト操作:appendと+演算子の動作の違いを徹底解説

Pythonにおいて、+演算子を使って2つのリストを結合すると、新しいリストが作成され、元のリストオブジェクトは変更されません。一方、appendextendなどのメソッドを使用すると、リストは「その場(in-place)」で追加されます。つまり、元のオブジェクト自体が変更されるのです。

さらに重要な違いとして、appendは引数に渡したリストを1つのオブジェクトとしてそのまま挿入するのに対し、+演算子は2つのリストの要素を連結(結合)するという点が挙げられます。

+演算子を使った例

list1 = [1, 2, 3]
list2 = ['a', 'b']
list3 = list1 + list2
print(list3)

出力結果

このコードを実行すると、以下の出力が得られます。

[1, 2, 3, 'a', 'b']

+演算子では、2つのリストの要素が平坦に連結された新しいリストが生成されていることがわかります。元のlist1list2は一切変更されていません。

appendメソッドを使った例

list1 = [1, 2, 3]
list2 = ['a', 'b']
list1.append(list2)
print(list1)

出力結果

このコードを実行すると、以下の出力が得られます。

[1, 2, 3, ['a', 'b']]

appendの場合、list2全体がネストされた形(入れ子構造)でlist1に追加されています。これは、appendが渡されたオブジェクトをそのまま1つの要素として末尾に追加するためです。

まとめ:使い分けのポイント

  • +演算子:新しいリストを作成して返す(元のリストは変更されない)。要素同士が連結される。
  • append:元のリストを直接変更し、引数を1つのオブジェクトとして末尾に追加する。
  • extend:元のリストを直接変更し、引数の各要素を個別に展開して追加する。

これらの違いを理解して適切に使い分けることで、意図しないデータの書き換えやバグを防ぎ、より安全で読みやすいコードを書くことができます。

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