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Pythonのtkinterとtkinter.ttkウィジェットの違いとは?スタイリング方法を解説

tkinter.ttkは、tkinterウィジェットのスタイル(見た目)を設定するためのモジュールです。HTML要素にCSSでデザインを適用するように、tkinter.ttkを使うことでtkinterウィジェットの外観を自由にカスタマイズできます。

tkinterウィジェットとtkinter.ttkの主な違い

  • tkinterウィジェットは、ボタン・ラベル・テキスト・スクロールバーなど、基本的なGUI部品を追加するために使用します。一方、tkinter.ttkは標準のtkinterよりも多くの種類のウィジェットをサポートしています。
  • tkinter.ttkではPlaceやPack()、Grid()といったジオメトリマネージャーの扱いに制約があるため、ttkと組み合わせる場合は標準のtkinterウィジェットを使ってレイアウトを管理することが推奨されています。
  • ttkには豊富な機能と設定オプションが用意されており、アプリケーションの機能を拡張しながら、よりモダンで洗練された外観を実現できます。
  • tkinterウィジェットはtkinterライブラリに組み込まれたネイティブウィジェットであるのに対し、ttkはテーマ(スタイル)を適用できる専用モジュールです。
  • tkinterの基本ウィジェットをttkのウィジェットで上書きしたい場合は、「from tkinter.ttk import *」を使用します。

サンプルコード

以下の例では、tkinter.ttkモジュールを使ってtkinterのネイティブウィジェットにスタイルを適用しています。クリックするとテキストウィジェットの背景色が変化するボタンを作成してみましょう。

# tkinterライブラリをインポート
from tkinter import *
from tkinter.ttk import *

# tkinterフレームのインスタンスを作成
win = Tk()

# ウィンドウサイズを設定
win.geometry("620x400")

# tkinterウィジェットのスタイルを設定
style = ttk.Style()
style.configure('TEntry', foreground='red')

# テキストの色を変更する関数を定義
def change_color():
    text.configure(background="red")

# テキストウィジェットを作成
text = Label(win, text="This is a New Text", foreground="white",
             background="blue", font=('Aerial bold', 20))
text.pack(pady=20)

# ボタンウィジェットを作成
Button(win, text="Click Here", command=change_color).pack(pady=10)
win.mainloop()

実行結果

上記のコードを実行すると、次のような画面が表示されます。

Pythonのtkinterとtkinter.ttkウィジェットの違いとは?スタイリング方法を解説

続いて「Click Here」ボタンをクリックすると、テキストウィジェットの背景色が赤色に変わります。

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