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Pythonの「!=」演算子と「<>」演算子の違いをわかりやすく解説

Pythonには、2つの値が等しくないかどうかを判定するための比較演算子として、かつて「!=」と「<>」の2種類が存在していました。一見似ているこの2つの演算子ですが、Pythonのバージョンによって扱いが大きく異なります。本記事では、それぞれの違いと注意点を解説します。

Python 2.xでは両方の演算子が使用可能

Python 2.xでは、「!=」と「<>」のどちらの演算子も使用できます。どちらも動作はまったく同じで、2つのオペランド(被演算子)が等しくない場合にTrueを返し、等しい場合にはFalseを返します。

>>> 1 != 2
True
>>> 1 <> 2
True
>>> 1 != 1
False
>>> 1 <> 1
False

このように、機能面での差は一切なく、単に記述スタイルの好みによって使い分けられていました。「<>」は他の古いプログラミング言語(PascalやBASICなど)に慣れた開発者向けに用意された表記とも言われています。

Python 3.xでは「<>」は廃止

Python 3.xでは、「<>」演算子は廃止されました。使用しようとすると、構文エラー(SyntaxError)が発生します。

>>> 1 <> 2
  File "<stdin>", line 1
    1 <> 2
       ^
SyntaxError: invalid syntax

そのため、Python 3以降で「等しくない」ことを判定する場合は、「!=」演算子を使うのが唯一の正しい方法です。公式ドキュメントやPEP 3000でも、非等価の比較には「!=」に統一することが定められています。

まとめ

  • Python 2.x:「!=」と「<>」の両方が使え、動作は同一。
  • Python 3.x:「<>」は廃止され、「!=」のみ有効。

現在Python 2のコードを保守・移行している場合は、「<>」をすべて「!=」に置き換えておくことで、Python 3への移行がスムーズになります。新規にコードを書く際は、常に「!=」を使用するようにしましょう。

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