PythonでコンピューターのUTCオフセットを取得する方法を解説
コンピューターのUTCオフセットとは、そのコンピューターに設定されているタイムゾーンのことです。Pythonでは、標準ライブラリのtimeモジュールを使うことで、このタイムゾーン情報を簡単に取得できます。time.timezoneは、UTCオフセットを秒単位で返します。
timeモジュールを使った方法
最もシンプルな方法は、time.timezoneの値を利用することです。なお、この値は西側のタイムゾーンで正、東側のタイムゾーンで負となるため、通常は符号を反転させて使います。
import time print(-time.timezone) # インドのタイムゾーン: +5:30
出力
実行すると、以下のような結果が得られます。
19800
この例では、インド標準時(IST)がUTCより5時間30分進んでいるため、19800秒(= 5時間30分 × 3600秒)という値が返されています。
datetimeモジュールを使った別の方法
datetimeモジュールを使えば、UTCの時刻とローカル時刻のオブジェクトをそれぞれ作成し、その差分からタイムゾーン情報を求めることもできます。この方法は、環境によって挙動が異なる場合があるため、クロスプラットフォームでの動作を確認したいときに便利です。
import time
from datetime import datetime
ts = time.time()
utc_offset = (datetime.fromtimestamp(ts) -
datetime.utcfromtimestamp(ts)).total_seconds()
print(utc_offset)出力
実行すると、先ほどと同じ結果が得られます。
19800
補足:zoneinfoモジュールについて
Python 3.9以降では、標準ライブラリにzoneinfoモジュールが追加されており、IANAタイムゾーンデータベースを利用したより正確なタイムゾーン処理が可能になっています。夏時間(DST)を考慮した厳密な時刻計算が必要な場合は、こちらの活用も検討するとよいでしょう。
from zoneinfo import ZoneInfo
from datetime import datetime
now = datetime.now(ZoneInfo("Asia/Tokyo"))
print(now.utcoffset()) # 例: 9:00:00
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