Pythonのtime.tzset()メソッドとは?タイムゾーン設定のリセット方法をわかりやすく解説
time.tzset()メソッドは、ライブラリルーチンが使用する時刻変換ルールをリセットするための関数です。どのように再設定するかは、環境変数TZの内容に基づいて決定されます。
このメソッドを実行すると、以下の変数もあわせて更新されます。
- tzname:環境変数
TZから取得したタイムゾーン名 - timezone:UTCより西側へのオフセット秒数(夏時間を除く)
- altzone:UTCより西側へのオフセット秒数(夏時間適用時)
- daylight:そのタイムゾーンに夏時間(DST)の規則が存在しない場合は0、過去・現在・未来のいずれかに夏時間が適用される期間がある場合は0以外の値
利用可能な環境について
なお、time.tzset()はUnix系OSでのみ利用可能です。Windows環境では使用できない点に注意してください。
TZ環境変数の標準形式
環境変数TZの標準的な書式は次のとおりです。
std offset [dst [offset [,start[/time], end[/time]]]]
使用例
実際のコードは以下のようになります。
import time
import os
# 米国東部時間(EST)に設定
os.environ['TZ'] = 'EST+05EDT,M4.1.0,M10.5.0'
time.tzset()
print(time.strftime('%X %x %Z'))
# オーストラリア東部時間(AEST)に変更
os.environ['TZ'] = 'AEST-10AEDT-11,M10.5.0,M3.5.0'
time.tzset()
print(time.strftime('%X %x %Z'))
実行結果
このコードを実行すると、次のような出力が得られます。
13:00:40 02/17/09 EST 05:00:40 02/18/09 AEDT
この出力例から分かるように、TZ環境変数を変更してtime.tzset()を呼び出すことで、プログラム実行中でもタイムゾーンの設定を即座に切り替えられることが確認できます。最初は米国東部時間(EST)で表示され、設定変更後はオーストラリア東部時間(AEDT)に変わっています。
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