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Pythonのgetattr()メソッドとは?使い方と実行速度をサンプルコードで解説

Pythonでオブジェクト指向プログラミングを実践していくと、オブジェクトを生成し、その属性(アトリビュート)へアクセスする場面が頻繁に登場します。通常、オブジェクトはクラスから生成されますが、組み込み関数のgetattr()を使うことで、オブジェクトが持つ属性に文字列名を指定して動的にアクセスできます。

getattr()メソッドの基本構文

getattr(オブジェクト, '属性名', デフォルト値)

第3引数のデフォルト値は省略可能です。指定した属性が存在しない場合、デフォルト値を渡していればその値が返され、渡していなければAttributeErrorが発生します。

サンプルコード

以下の例では、bestpyというクラスからオブジェクトを生成し、属性に値を設定しています。その後、getattr()を使ってname属性にアクセスする方法と、ドット記法(n.course)という従来の方法でcourse属性にアクセスする方法を比較し、それぞれの実行時間も計測しています。

import time
# クラスを定義
class bestpy:
    name = "pyexperts"
    course = "python"
# オブジェクトを初期化
n = bestpy()
# getattrを使ってnameを出力
getattr_bestpy = time.time()
print("The Company name is :" + getattr(n,'name'))
print("getattr_bestpy time execution is : " + str(time.time() - getattr_bestpy),"\n")
# 従来の方法でcourseを出力
conventional_bestpy = time.time()
print("It provides work on " + n.course)
print("conventional_bestpt time execution is:" + str(time.time() - conventional_bestpy))

実行結果

上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。

The Company name is :pyexperts
getattr_bestpy time execution is : 0.0011477470397949219

It provides work on python
conventional_bestpt time execution is: 0.0002818107604980469

getattr()の実行速度について

実行結果を見ると、getattr()経由でのアクセスの方が、ドット記法による直接アクセスよりもわずかに時間がかかっていることが分かります。これは、getattr()が属性名を文字列として受け取り、内部で名前解決を行うためです。

ただし、この差は微小であり、getattr()には次のような大きなメリットがあります。

  • 動的な属性アクセス: 変数に格納された文字列を使って属性にアクセスできるため、設定ファイルやユーザー入力に応じた柔軟な処理が可能になります。
  • エラーの安全な処理: 第3引数にデフォルト値を指定すれば、属性が存在しない場合でも例外を発生させずに処理を継続できます。

パフォーマンスが厳しく求められる場面ではドット記法を優先し、柔軟性が必要な場面ではgetattr()を活用する、という使い分けが推奨されます。

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