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Pythonで2つのリストを並行して繰り返す方法|zip()関数の使い方を解説

2つのリストを並行して繰り返す方法

Pythonでは、複数のリストの要素を同時に処理したい場面がよくあります。ここでは、長さが異なる可能性がある2つのリストを並行して走査する方法を紹介します。

方法1:range()とインデックスを使ったforループ

2つのリストの長さが異なる場合でも、短い方のリストの長さを基準にrange()でループすれば、共通するインデックス範囲を安全に並行走査できます。

>>> L1
['a', 'b', 'c', 'd']
>>> L2
[4, 5, 6]
>>> l = len(L1) if len(L1) <= len(L2) else len(L2)
>>> l
3
>>> for i in range(l):
    print(L1[i], L2[i])

a 4
b 5
c 6

この例では、L1は4要素、L2は3要素ですが、短い方(L2)の長さである3回だけループが実行され、対応する要素がペアで出力されます。

方法2:zip()関数を使う(Pythonicな書き方)

よりPythonicな方法は、組み込み関数のzip()を使うことです。zip()は、渡された各イテラブルから要素を集約し、タプルのペアを生成するイテレータを返します。

>>> for i, j in zip(L1, L2):
    print(i, j)

a 4
b 5
c 6

zip()を使えば、インデックス計算やリストの長さ比較が不要になり、コードがシンプルで読みやすくなります。なお、zip()は最も短いイテラブルが尽きた時点で反復を停止するため、余分な要素は無視される点に注意してください。

補足:長い方のリストに合わせたい場合はitertools.zip_longest()

短いリスト側の不足分をNoneなどで埋めながら、最も長いリストの長さまで処理したい場合は、標準ライブラリのitertools.zip_longest()が便利です。

>>> from itertools import zip_longest
>>> for i, j in zip_longest(L1, L2):
    print(i, j)

a 4
b 5
c 6
d None

まとめ

  • 共通するインデックスの要素だけを処理したい → 短い方の長さでrange()を使うか、zip()を使う
  • 最も長いリストに合わせて最後まで処理したい → itertools.zip_longest()を使う

特別な理由がない限り、簡潔で可読性の高いzip()を使うのがおすすめです。

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