Pythonの基本演算子一覧|7種類の演算子の使い方を徹底解説
Pythonには、値や変数に対してさまざまな処理を行うための「演算子」が多数用意されています。演算子はその役割によって、算術演算子・比較(関係)演算子・論理演算子・ビット演算子・代入演算子・同一性演算子・メンバーシップ演算子の7種類に分類されます。この記事では、それぞれの種類ごとに使い方をわかりやすく解説します。
1. 算術演算子
数値の計算に使用する最も基本的な演算子です。
+:加算(足し算)-:減算(引き算)*:乗算(掛け算)/:除算(割り算)。結果は常に浮動小数点数になる//:切り捨て除算。小数点以下を切り捨てた結果を返す%:剰余(割り算の余り)
a = 10
b = 3
print(a + b) # 13
print(a / b) # 3.3333333333333335
print(a // b) # 3
print(a % b) # 1
2. 比較(関係)演算子
2つの値を比較し、結果として True または False を返します。if文などの条件分岐で頻繁に使われます。
>:左辺が右辺より大きい>=:左辺が右辺以上<:左辺が右辺より小さい<=:左辺が右辺以下==:両辺が等しい!=:両辺が等しくない
3. 論理演算子
複数の条件を組み合わせたり、真偽値を反転させたりする際に使用します。
and:両方のオペランドがTrueの場合のみTrueを返すor:どちらか一方でもTrueであればTrueを返すnot:FalseならTrue、TrueならFalseを返す(否定)
4. ビット演算子
整数を2進数のビット単位で操作するための演算子です。
&:ビットごとのAND|:ビットごとのOR~:ビットごとのNOT(各ビットの反転)^:ビットごとのXOR(排他的論理和)>>:右シフト<<:左シフト
5. 代入演算子
変数に値を格納する際に使用します。算術演算と組み合わせた「複合代入演算子」もよく使われます。
=:右辺の値を左辺の変数に代入する+=:加算して代入(a += bはa = a + bと同じ)-=:減算して代入*=:乗算して代入/=:除算して代入
6. 同一性演算子
2つのオブジェクトが同じ実体(メモリ上の同一オブジェクト)かどうかを判定します。== が「値の等しさ」を調べるのに対し、is は「同一オブジェクトかどうか」を調べる点に注意しましょう。
is:両者が同一のオブジェクトであればTrueis not:同一のオブジェクトでなければTrue
7. メンバーシップ演算子
リスト・タプル・文字列などのシーケンスに、特定の値が含まれているかどうかを判定します。
in:値がシーケンス内に存在すればTruenot in:値がシーケンス内に存在しなければTrue
fruits = ["apple", "banana", "orange"]
print("apple" in fruits) # True
print("grape" not in fruits) # True
まとめ
Pythonの演算子は大きく7種類に分類され、それぞれ目的が異なります。特に初心者の方は、==(等しい)と =(代入)、/(除算)と //(切り捨て除算)、さらに == と is の違いをしっかり押さえておくことが重要です。これらの演算子を使いこなせるようになると、条件分岐や繰り返し処理など、Pythonプログラミングの幅が大きく広がります。
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