Pythonのモジュロ演算子(%)とは?剰余の求め方と実例をわかりやすく解説
Pythonにおける「%」演算子の基本
Pythonでは、%(パーセント記号)はモジュロ演算子として定義されています。「剰余演算子」と呼ばれることもあります。この演算子は、2つの数値オペランド(複素数を除く)の割り算を行った際の余りを返します。
たとえば、10 ÷ 3 の商は3で余りが1です。このとき a % b と書くと、結果として「1」が得られます。
基本的な使用例
>>> a = 10 >>> b = 3 >>> a % b 1
整数同士だけでなく、小数(float型)にもそのまま使うことができます。
>>> a = 12.25 >>> b = 4 >>> a % b 0.25
負の数に対する挙動に注意
Pythonのモジュロ演算は、結果の符号が除数(右側の値)と同じになるという特徴があります。C言語など他の言語では被除数の符号に従うことが多いため、Python特有の挙動として覚えておくとよいでしょう。
>>> a = -10 >>> b = 6 >>> a % b 2
このように -10 を 6 で割ると、数学的な定義に基づいて余りは「2」となります。
浮動小数点数での誤差に気をつける
float型の演算では、コンピュータ内部での2進数表現の都合により、微小な誤差が生じることがあります。
>>> a = 1.55 >>> b = 0.05 >>> a % b 0.04999999999999996
厳密な計算が必要な場合は、decimal.Decimal モジュールや四捨五入処理(round())の活用を検討しましょう。
モジュロ演算子の主な活用シーン
- 偶数・奇数の判定:
n % 2 == 0なら偶数、そうでなければ奇数 - 倍数チェック:
n % m == 0なら n は m の倍数 - 周期的な処理:カウンターの値を一定範囲内で循環させる処理など
シンプルな演算子ですが、条件分岐やループ処理の中で非常に頻繁に使われる重要な機能です。ぜひマスターしておきましょう。
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