Pythonでリストの数値の合計を求める方法【sum()関数の使い方】
Pythonには、リストやタプルなどのイテラブル(反復可能)オブジェクトに含まれる数値の合計を簡単に求められる組み込み関数 sum() が用意されています。ループ処理を自分で書く必要がなく、1行のコードで合計値を取得できるため、数値データを扱う場面で非常に便利です。
sum()関数の基本構文
sum() 関数は、次のように最大2つの引数を受け取ります。
sum(iterable, start)
- iterable:合計を求めたいリスト、タプル、rangeオブジェクトなど
- start:合計に加算される初期値(省略可能、デフォルトは0)
基本的な使用例
まずは、数値のリストの合計を求める最もシンプルな例です。
>>> l1 = [10, 20, 30, 40, 50] >>> ttl = sum(l1) >>> ttl 150
このように、リスト [10, 20, 30, 40, 50] の各要素がすべて加算され、結果として 150 が返されます。
range()と組み合わせた例
sum() はイテラブルオブジェクトなら何でも受け取れるため、range() と組み合わせることもできます。次の例では、0から9までの整数の合計を求めています。
>>> ttl = sum(range(10)) >>> ttl 45
0 + 1 + 2 + ... + 9 の計算が行われ、結果は 45 となります。
初期値(start)を指定する方法
第2引数に初期値を指定すると、その値にイテラブルの要素が加算された結果が返されます。
>>> ttl = sum([10, 20, 30], 100) >>> ttl 160
初期値 100 に対してリストの要素が加算され、160 という結果になります。既存の合計値に追加していくような処理で役立ちます。
まとめ
sum()はリストやタプルなどのイテラブル内の数値の合計を返す組み込み関数- 第1引数にイテラブル、第2引数に初期値(デフォルトは0)を指定できる
range()など他のイテラブルとも組み合わせ可能
数値の合計を求めたい場合は、forループを使わずに sum() 関数を活用することで、コードを簡潔かつ読みやすくできます。
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