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Pythonで演算子の優先順位を変更することは可能?その答えと代替手段

結論から言うと、Pythonで演算子の優先順位を変更することはできません

演算子の優先順位はPython言語自体に組み込まれた仕様の一部です。Pythonが式を解析(パース)し、構文木を構築する際の根幹的な仕組みとして定められているため、ユーザー側から自由に変更・カスタマイズすることはできません。

公式ドキュメントでの説明

Python公式ドキュメントには、この点について次のように記載されています。

複数の種類の演算子が混在する数式を評価する場合、Pythonはあらかじめ定められた優先順位に基づいて、どの演算を先に実行するかを決定します。この優先順位は、多くのプログラミング言語と共通する規則に従っています。

つまり、優先順位はPython独自のものではなく、C言語やJavaなど他の主要なプログラミング言語ともよく似た、広く一般的な設計思想に基づいています。

評価の順序を変えたい場合は「括弧」を使う

優先順位そのものは変更できませんが、括弧 () を使えば、式の評価順序を意図的に制御することができます。

>>> 2 + 3 * 4      # 掛け算が先に実行される
14
>>> (2 + 3) * 4    # 括弧の中が先に実行される
20

上記のように、通常は乗算(*)が加算(+)より先に評価されますが、括弧で囲んだ部分は最優先で計算されます。演算の順序を明示的にしたい場面では、この括弧の活用がPythonにおける標準的な方法です。

まとめ

  • 演算子の優先順位は言語仕様の一部であり、変更は不可。
  • 評価順序を制御したい場合は括弧 () を使用する。
  • 可読性向上のため、優先順位に頼りすぎず、必要に応じて括弧を明示的に書くことが推奨される。
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