Pythonで文字列と数値を比較する方法を解説|型変換の基本テクニック
Pythonにおける異なる型同士の比較ルール
Pythonでは、数値以外の異なる型同士を比較する場合、オブジェクトは型名に基づいて順序付けされます。また、同じ型であっても適切な比較をサポートしていないオブジェクトについては、メモリ上のアドレスによって順序が決まります。
一方、同じ種類のオブジェクト同士(たとえば2つの文字列、または2つの数値)を比較する場合は、私たちが期待する通りの方法で並べ替えが行われます。具体的には、文字列は辞書順(レキシコグラフィカル順)で、整数などの数値は数値的な大小関係で比較されます。
数値型と非数値型を比較した場合の挙動
数値型と非数値型を比較すると、数値型の方が常に先(小さい側)とみなされます。これはPython特有の仕様なので覚えておくと良いでしょう。
文字列として格納された数値を比較するには?
文字列(str型)の中に数値が入っている場合は、int() や float() といった各コンストラクタを使って数値型へ変換すれば、簡単に比較できるようになります。
以下に具体的なサンプルコードを示します。
i = 100 j = "12" int_j = int(j) print(int_j < i)
このコードを実行すると、次の出力が得られます。
True
この例では、文字列 "12" を int() 関数で整数 12 に変換し、100 と比較しています。「12 < 100」は真となるため、結果として True が出力されます。
注意点:型を揃えずに比較するとエラーになる
なお、Python 3では文字列と数値を直接比較しようとすると TypeError が発生します。比較を行う前に、必ず int() や float() を使って両者の型を揃えるようにしましょう。これが文字列と数値を安全に比較するための基本的なテクニックです。
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