Pythonで作るハングマンゲーム:初心者向けコード解説
ハングマン(Hangman)は、制限回数内に隠された単語を一文字ずつ推測して当てていく、世界的に有名な古典的な言葉遊びゲームです。レターをひとつずつ推理しながら新しい単語を学べるため、語彙力アップにも最適なゲームとして親しまれてきました。
この記事では、Pythonを使ってこの定番ゲーム「ハングマン」を実装する方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
ハングマンゲームのコード全体
# timeモジュールをインポート
import time
# ユーザーへのウェルカムメッセージ
name = input("あなたの名前は何ですか? ")
print("こんにちは、" + name + "さん!ハングマンを始めましょう!")
print ("")
# 1秒間待機
time.sleep(1)
print("推測を開始してください...")
time.sleep(0.5)
# 秘密の単語を設定
word = ("Secret")
word = word.lower()
# 空の値を持つ変数を作成
guesses = ''
# 挑戦できる回数を決める
turns = 12
# whileループを作成
# 残り回数が0より多いかチェック
while turns > 0:
# ゼロから始まるカウンターを作成
failed = 0
# 秘密の単語の各文字について
for char in word:
# その文字がプレイヤーの推測履歴に含まれているか確認
if char in guesses:
# 含まれていれば文字を出力
print(char, )
else:
# 見つからなければダッシュ(_)を出力
print("_", )
# failedカウンターを1増やす
failed += 1
# failedがゼロの場合
if failed == 0:
# 「You won」を出力
print("You won")
# スクリプトを終了
break
print
# ユーザーに文字の入力を求める
guess = input("文字を推測してください:")
# プレイヤーの推測をguessesに追加
guesses += guess
# 推測した文字が秘密の単語に含まれない場合
if guess not in word:
# 残り回数を1減らす
turns -= 1
# 「Wrong」を出力
print("Wrong")
# 残りの挑戦回数を表示
print("残り", turns, "回推測できます")
# 残り回数がゼロになった場合
if turns == 0:
# 「You Loose」を出力
print("You Loose")コードのポイント解説
このスクリプトは以下のような流れで動作します。
- 名前の入力:
input()関数でプレイヤーの名前を受け取り、挨拶メッセージを表示します。time.sleep()を使うことで、ゲーム開始前に少し間を作り、臨場感を演出しています。 - 秘密の単語:ここでは例として「Secret」という単語を設定し、
lower()メソッドですべて小文字に変換しています。実際のアプリでは、単語リストからランダムに選ぶようにすると面白くなります。 - whileループ:残り挑戦回数
turnsが0より大きい間、ゲームを繰り返します。各ループ内で、単語の各文字がすでに推測済みかどうかを判定し、推測済みならその文字を、未推測なら「_」を表示します。 - 勝敗判定:
failedカウンターが0のまま(=すべての文字が当たった状態)になれば「You won」を表示して終了。外れるごとにturnsが1ずつ減り、0になった時点で「You Loose」を表示してゲームオーバーです。
実行結果の例
================== RESTART: C:\Python\Python361\hangman1.py ================== What is your name? Raj Hello, Raj Time to play hangman! Start guessing... _ _ _ _ _ _ guess a character:s s _ _ _ _ _ guess a character:h Wrong You have 11 more guesses s _ _ _ _ _ guess a character:e s e _ _ e _ guess a character:c s e c _ e _ guess a character:r s e c r e _ guess a character:e s e c r e _ guess a character:t s e c r e t You won >>>
この実行例では、プレイヤーが「s」「h」「e」「c」「r」「t」と順番に入力し、「Wrong」と表示されたのは「h」を入力したときだけです。正しい文字を入力するたびに、対応する位置の「_」が実際の文字に置き換わり、最終的にすべての文字が揃った時点で「You won」と表示され、見事クリアとなっています。
発展的なカスタマイズアイデア
基本版が完成したら、次のような機能を追加すると、より本格的なゲームになります。
- ランダムな単語選択:
randomモジュールを使い、単語リストから毎回異なる単語を選ぶようにする。 - 同じ文字の重複入力防止:すでに推測した文字を再度入力した場合に警告を表示する。
- 絵文字やASCIIアート:残り回数に応じてハングマンの図を段階的に描画する。
- 難易度設定:単語の長さや挑戦回数を難易度別に変更できるようにする。
ぜひこのコードをベースに、自分だけのオリジナルハングマンゲームへと進化させてみてください。
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