PythonでWebからファイルをダウンロードする方法|requestsライブラリの使い方を徹底解説
Pythonには、urllibやrequestsなど、Webからファイルをダウンロードするためのさまざまなモジュールが用意されています。本記事では、その中でも定番のrequestsライブラリを使用して、URLから効率的にファイルをダウンロードする方法を、ステップごとにわかりやすく解説します。
requestsライブラリでファイルをダウンロードする基本手順
1. モジュールをインポートする
import requests
2. ダウンロード対象のURLを指定する
url = 'https://www.facebook.com/favicon.ico' r = requests.get(url, allow_redirects=True)
allow_redirects=True を指定することで、リダイレクトが発生した場合でも自動的に追跡してくれます。
3. ファイル名を付けてコンテンツを保存する
open('facebook.ico', 'wb').write(r.content)
ここでは、バイナリ書き込みモード('wb')でファイルを開き、レスポンスの内容を「facebook.ico」という名前で保存しています。
完全なサンプルコード
import requests
url = 'https://www.facebook.com/favicon.ico'
r = requests.get(url, allow_redirects=True)
open('facebook.ico', 'wb').write(r.content)
実行結果

スクリプトを実行すると、カレントワーキングディレクトリにアイコンファイルがダウンロードされていることが確認できます。
ダウンロード可能なファイルかどうかを判定する
実際には、画像・テキスト・動画など、さまざまな種類のファイルをWebからダウンロードする必要があります。まずは、URLがどのような種類のデータにリンクしているのかを確認してみましょう。
>>> r = requests.get(url, allow_redirects=True)
>>> print(r.headers.get('content-type'))
image/png
ただし、もっと賢い方法があります。それは、実際にダウンロードを行う前に、URLのヘッダー情報だけを先に取得しておくというものです。これにより、ダウンロードを意図していないページなどを事前にスキップできます。
>>> print(is_downloadable('https://www.youtube.com/watch?v=xCglV_dqFGI'))
False
>>> print(is_downloadable('https://www.facebook.com/favicon.ico'))
True
ファイルサイズによるダウンロード制限
ファイルサイズでダウンロードを制限したい場合は、content-lengthヘッダーからファイルサイズを取得し、要件に応じて処理を分岐させることができます。
contentLength = header.get('content-length', None)
if contentLength and contentLength > 2e8: # 約200MB
return False
URLからファイル名を取得する
ファイル名を取得するには、URLを解析します。以下は、スラッシュ(/)以降の最後の文字列を取り出すサンプルコードです。
url = "https://www.computersolution.tech/wp-content/uploads/2016/05/tutorialspoint-logo.png"
if url.find('/'):
print(url.rsplit('/', 1)[1])
上記のコードでURLからファイル名を取得できます。しかし、「https://url.com/download」のように、URL自体にファイル名の情報が含まれていないケースも少なくありません。そのような場合は、ファイル名情報を含むContent-Dispositionヘッダーを取得する必要があります。
Content-Dispositionヘッダーからファイル名を取得する
import requests
import re
def getFilename_fromCd(cd):
"""
Content-Dispositionからファイル名を取得する
"""
if not cd:
return None
fname = re.findall('filename=(.+)', cd)
if len(fname) == 0:
return None
return fname[0]
url = 'https://google.com/favicon.ico'
r = requests.get(url, allow_redirects=True)
filename = getFilename_fromCd(r.headers.get('content-disposition'))
open(filename, 'wb').write(r.content)
上記のURL解析コードとこのプログラムを組み合わせれば、ほとんどの場合、Content-Dispositionヘッダーから正しくファイル名を取得できるようになります。
まとめ
Pythonのrequestsライブラリを使えば、わずか数行のコードでWeb上のファイルを簡単にダウンロードできます。押さえておきたいポイントは以下の通りです。
- 基本的なダウンロード:
requests.get()でレスポンスを取得し、r.contentをバイナリモードで保存する - ダウンロード可否の判定: ヘッダーの
content-typeを事前に確認すれば、不要なダウンロードを回避できる - サイズ制限:
content-lengthヘッダーをチェックして、大きすぎるファイルのダウンロードを防止できる - ファイル名の取得: URLの解析に加えてContent-Dispositionヘッダーも活用すると、より確実にファイル名を特定できる
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