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Pythonの算術演算子一覧|加算から切り捨て除算までの使い方と実行例


Pythonには、四則演算をはじめとする数値計算を行うための算術演算子が標準で用意されています。本記事では、代表的な7種類の算術演算子について、それぞれの動作を一覧表とサンプルコードでわかりやすく解説します。

まず、変数aに10、変数bに20が代入されているものとして、各演算子の挙動を確認しましょう。

No.演算子と説明使用例
1+ 加算
演算子の左辺と右辺の値を足し合わせます。
a + b = 30
2- 減算
左辺の値から右辺の値を引きます。
a - b = -10
3* 乗算
左辺と右辺の値を掛け合わせます。
a * b = 200
4/ 除算
左辺の値を右辺の値で割ります。
b / a = 2
5% 剰余(モジュロ)
左辺を右辺で割った余りを返します。
b % a = 0
6** べき乗
左辺を右辺で指定した回数だけ掛け合わせる累乗の計算を行います。
a ** b = 10の20乗
7// 切り捨て除算(フロア除算)
商のうち小数点以下を切り捨てた値を返します。ただし、オペランドのいずれかが負の場合は、ゼロから遠ざかる方向(負の無限大の方向)へ丸められます。
9 // 2 = 4、9.0 // 2.0 = 4.0、-11 // 3 = -4、-11.0 // 3 = -4.0

サンプルコード

続いて、変数aに21、変数bに10が代入されている場合の具体的な実行例を見てみましょう。

#!/usr/bin/python3
a = 21
b = 10
c = 0

# 加算
c = a + b
print("Line 1 - Value of c is ", c)

# 減算
c = a - b
print("Line 2 - Value of c is ", c)

# 乗算
c = a * b
print("Line 3 - Value of c is ", c)

# 除算
c = a / b
print("Line 4 - Value of c is ", c)

# 剰余
c = a % b
print("Line 5 - Value of c is ", c)

a = 2
b = 3

# べき乗
c = a ** b
print("Line 6 - Value of c is ", c)

a = 10
b = 5

# 切り捨て除算
c = a // b
print("Line 7 - Value of c is ", c)

このプログラムを実行すると、次のような結果が出力されます。

Line 1 - Value of c is 31
Line 2 - Value of c is 11
Line 3 - Value of c is 210
Line 4 - Value of c is 2.1
Line 5 - Value of c is 1
Line 6 - Value of c is 8
Line 7 - Value of c is 2

補足:除算に関する注意点

Python 3では「/」による除算は、整数同士であっても必ず浮動小数点数(float)を返します。そのため、上記の例では「21 / 10」の結果が「2.1」となります。一方、「//」(フロア除算)を使用すると、結果は小数点以下を切り捨てた値になります。

また、旧バージョンのPython 2では、整数同士の除算は自動的に切り捨て除算として扱われ、結果も整数になるという違いがありました。現在主流のPython 3で開発する際は、この仕様の違いを理解しておくことが重要です。

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