Veil Frameworkを使ってアンチウイルスの検知を回避する方法
本記事では、ペネトレーションテスト(侵入テスト)向けに設計されたツール群であるVeil Frameworkを使用して、アンチウイルスによる検知を回避する方法を解説します。Veil Frameworkは現在、以下のモジュールで構成されています。
- Veil-Evasion — 様々な技術やプログラミング言語を用いて、アンチウイルスを回避するペイロードを生成するツール
- Veil-Catapult — Veil-Evasionと統合された、psexecスタイルのペイロード配信システム
- Veil-PowerView — Windowsドメイン上でネットワークの状況把握( situational awareness )を行うためのPowerShellツール
- Veil-Pillage — Veil-Evasionと統合された、モジュール式のポストエクスプロイテーションフレームワーク
必要要件
Veil Frameworkをインストールするには、マシンに最新版のPythonパッケージが設定されている必要があります。
インストール手順
覚えておくべき重要なポイントとして、インストールはスーパーユーザー権限で実行しなければならないという点があります。rootアカウントを使用していない場合(Kali Linuxではデフォルトでrootです)、コマンドの先頭にsudoを付けるか、作業開始前にrootユーザーへ切り替えてください。
Veil Frameworkは、アンチウイルスソフトウェアによるペイロード検知を回避するための非常に優れたツールです。インストールするには、まずGitHubからダウンロードし、以下のコマンドを実行します。
git clone https://github.com/Veil-Framework/Veil.git cd Veil/ ./config/setup.sh --force --silent

ペイロードの生成
ステップ1
まず、ペイロードを生成するために、リストからEvasion操作を選択します。

ステップ2
利用可能なすべてのペイロードを一覧表示するには、通常どおりlistオプションを選択します。すると、以下のように利用可能なペイロードの一覧が表示されます。

ステップ3
次に、useコマンドを使用して、目的のペイロードを選択します。

ステップ4
最後に、ペイロードを選択したら、py2exeオプションを選択し、generateコマンドを実行して、目的のFUD(Fully Undetectable:完全検知回避)ペイロードを生成します。

上記の画像を見ると、完全検知回避型のウイルス(ペイロード)であるrunme.batが生成され、/usr/share.veil-output/sourceディレクトリに保存されていることが確認できます。
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