【Python入門】リスト内の連続する要素の差分を求める3つの方法
この記事では、数値のみで構成されたリストに対して、隣り合う2つの要素(連続する要素ペア)の差分を計算し、その結果を新しいリストとして生成する方法を解説します。Pythonでは複数のアプローチが可能で、それぞれ特徴があります。
方法1:インデックスを使う
forループと要素のインデックスを組み合わせることで、連続する要素ペアの差分を簡単に求められます。リスト内包表記を使えば、コードも簡潔に書けます。
サンプルコード
listA = [12,14,78,24,24]
# 元のリスト
print("元のリスト : \n",listA)
# インデックス位置を利用
res = [listA[i + 1] - listA[i] for i in range(len(listA) - 1)]
# 結果を出力
print ("連続する要素の差分リスト : \n" ,res)実行結果
上記のコードを実行すると、以下の出力が得られます。
元のリスト : [12, 14, 78, 24, 24] 連続する要素の差分リスト : [2, 64, -54, 0]
方法2:スライスとzip関数を使う
スライシングを利用した手法です。リストから「最後の要素を除いたもの」と「最初の要素を除いたもの」を切り出し、zip関数で対応する要素同士をペアにして差分を計算します。インデックス管理が不要になるため、可読性が高いのが特徴です。
サンプルコード
listA = [12,14,78,24,24]
# 元のリスト
print("元のリスト : \n",listA)
# リストのスライスを利用
res = [x - y for y, x in zip(listA[: -1], listA[1 :])]
# 結果を出力
print ("連続する要素の差分リスト : \n" ,res)実行結果
上記のコードを実行すると、以下の出力が得られます。
元のリスト : [12, 14, 78, 24, 24] 連続する要素の差分リスト : [2, 64, -54, 0]
方法3:operator.subとmap関数を使う
operatorsモジュールが提供するsubメソッド(減算関数)を、map関数経由で適用する方法です。ここでもスライスによって連続する要素ペアを作成します。組み込みの演算子関数を活用するため、処理速度面で有利な場合があります。
サンプルコード
import operator
listA = [12,14,78,24,24]
# 元のリスト
print("元のリスト : \n",listA)
# operator.sub を利用
res = list(map(operator.sub, listA[1:], listA[:-1]))
# 結果を出力
print ("連続する要素の差分リスト : \n" ,res)実行結果
上記のコードを実行すると、以下の出力が得られます。
元のリスト : [12, 14, 78, 24, 24] 連続する要素の差分リスト : [2, 64, -54, 0]
まとめ
いずれの方法でも同じ結果 [2, 64, -54, 0] が得られます。用途に応じて使い分けるのがおすすめです。
- インデックス方式: ロジックが直感的で理解しやすい
- スライス+zip方式: Pythonらしい簡潔な記述ができる
- operator.sub+map方式: 関数型スタイルで大規模データにも向く
なお、Python 3.10以降では標準ライブラリの itertools.pairwise を使うことでも同様の処理が実現できますので、環境に合わせて選択してください。
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