PythonのxlsxwriterモジュールでExcelファイルを作成・書き込みする方法
Pythonは豊富なライブラリ群を活用することで、データ処理ツールとして広く利用されているMicrosoft Excelと連携できます。本記事では、xlsxwriterというモジュールを使ってExcelファイルを新規作成し、データを書き込む方法を解説します。なお、xlsxwriterは新規ファイルの作成に特化したモジュールのため、既存のExcelファイルへの追記や編集には対応していません。
個別のセルに書き込む方法
最も基本的な方法は、セル番地(例:A1、B2など)を指定して直接書き込むやり方です。以下の例では、まずワークブックを作成し、その後にワークシートを追加します。最後にwrite()メソッドを使って、ワークシートの各セルに値を書き込んでいます。
サンプルコード
import xlsxwriter
# xlsxファイルを作成
xlsx_File = xlsxwriter.Workbook('Schedule.xlsx')
# 新しいワークシートを追加
sheet_schedule = xlsx_File.add_worksheet()
# ワークシートに書き込む
sheet_schedule.write('A1', 'Day')
sheet_schedule.write('A2', 'Mon')
sheet_schedule.write('A3', 'Tue')
sheet_schedule.write('B1', 'Schedule')
sheet_schedule.write('B2', 'Final Exam')
sheet_schedule.write('B3', 'party')
# Excelファイルを閉じる
xlsx_File.close()実行結果
上記のコードを実行すると、Schedule.xlsxというファイルが生成され、「Day」と「Schedule」の2列からなるスケジュール表が作成されます。セル番地を直接指定するため、書き込み位置が直感的にわかりやすいのが特徴です。
行単位でまとめて書き込む方法
次に紹介するのは、行番号と列番号を数値で初期化し、forループを使って動的に値を書き込んでいく手法です。ループ内でカウンタ変数を増加させることで、複数の行やセルへ効率よくデータを追加できます。
以下の例では行方向への書き込みのみを行っていますが、ループの中にさらにループ(二重ループ)を組み合わせれば、行と列の両方を動的に生成することも可能です。
サンプルコード
import xlsxwriter
# xlsxファイルを作成
xlsx_File = xlsxwriter.Workbook('Days.xlsx')
# 新しいワークシートを追加
sheet_days = xlsx_File.add_worksheet()
row = 1
column = 1
days = ['Mon','Tue','wed','Thu','Fri','Sat']
# daysリストを反復処理
for day in days:
sheet_days.write(row, column, day)
row += 1
# Excelファイルを閉じる
xlsx_File.close()実行結果
上記のコードを実行すると、Days.xlsxというファイルが作成され、B2セルを起点として「Mon」から「Sat」までの曜日が縦方向に順番に書き込まれます。リストの要素数が変わってもコードを修正せずに対応できるため、大量のデータを扱う場合に特に有効なアプローチです。
まとめ
xlsxwriterを使えば、セル指定による細かい書き込みから、ループ処理による一括書き込みまで柔軟に対応できます。用途に応じて両者の使い分けをマスターすると、PythonでのExcel自動化作業がより効率的になります。
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