PythonのXlsxWriterモジュールでExcelワークシートにグラフを挿入する方法
Pythonには標準ライブラリ以外にも、個人開発者によって作られた優れた外部ライブラリが数多く存在し、Pythonにさまざまな追加機能をもたらしています。XlsxWriterもそのひとつで、Pythonプログラムのデータを含むExcelファイルを作成できるだけでなく、グラフ(チャート)の作成にも対応しています。
円グラフの作成手順
以下の例では、xlsxwriterを使って円グラフを作成します。処理の流れは以下のとおりです。
- まずワークブックを定義し、その後にワークシートを追加します。
- 次にプロットするデータを定義し、Excelファイルのどの列にデータを書き込むかを指定します。
- その列を参照する形で円グラフオブジェクトを作成します。
- 最後に、ワークシート内の特定の位置へグラフを挿入します。
サンプルコード
import xlsxwriter
# ワークブックとワークシートを作成
workbook = xlsxwriter.Workbook('pie_chart_example.xlsx')
worksheet = workbook.add_worksheet()
# プロットするデータを用意
data = [
['milk', 'fruit', 'eggs', 'grains'],
[27, 34, 12, 8]
]
worksheet.write_column('A1', data[0])
worksheet.write_column('B1', data[1])
# 新しいグラフオブジェクトを作成(種類:円グラフ)
chart = workbook.add_chart({'type': 'pie'})
# グラフにデータ系列を追加
chart.add_series({
'categories': '=Sheet1!$A$1:$A$4',
'values': '=Sheet1!$B$1:$B$4'
})
# ワークシートの指定した位置にグラフを挿入
worksheet.insert_chart('C5', chart)
workbook.close()
実行結果
上記のコードを実行すると、Excelファイルが生成され、セルC5の位置にカテゴリ別の割合を示す円グラフが挿入されます。グラフの各要素は、A列のカテゴリ名(milk・fruit・eggs・grains)とB列の数値に自動的に連動します。

このようにXlsxWriterを活用すれば、データの書き込みから可視化までをPythonだけで完結でき、レポートの自動生成など業務の効率化にも役立ちます。
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