Pythonで数値の2進表現が回文かどうかを判定する方法
ある整数 n が与えられたとき、その2進表現が回文(前から読んでも後ろから読んでも同じ並び)になっているかどうかを判定する方法を解説します。
例えば、入力が n = 9 の場合を考えてみましょう。9の2進表現は「1001」であり、これは回文であるため、出力は True になります。
解法のアプローチ
この問題は、数値の2進表現をビット単位で反転し、元の数値と比較することで解けます。具体的な手順は以下の通りです。
ansを 0 で初期化するnumが 0 より大きい間、次の処理を繰り返すansを1ビット左シフトする(ans × 2と同等)numが奇数(最下位ビットが1)なら、ansの最下位ビットをXOR演算で1にするnumを1ビット右シフトする(num ÷ 2と同等)
- ループ終了後の
ansは、元の数の2進表現を逆順に並べ替えた値になるため、これを元の数と比較して等しければ回文と判定できる
実装例
それでは、実際のコードを見てみましょう。
def reverse_binary(num) :
ans = 0
while (num > 0) :
ans = ans << 1
if num & 1 == 1 :
ans = ans ^ 1
num = num >> 1
return ans
def solve(n) :
rev = reverse_binary(n)
return n == rev
n = 9
print(solve(n))
入力
9
出力
True
コードの仕組み
reverse_binary 関数は、引数として渡された数値の2進表現をビット単位で反転した結果を返します。solve 関数では、この反転結果が元の数値と一致するかどうかを確認しており、一致すれば2進表現が回文であると判断できます。
別のアプローチ:文字列を使った簡潔な方法
Pythonでは、組み込み関数 bin() とスライスを組み合わせることで、より簡潔に記述することもできます。
def solve(n) :
b = bin(n)[2:] # '0b' プレフィックスを除去した2進文字列
return b == b[::-1] # 反転した文字列と比較
n = 9
print(solve(n))
bin(9) は '0b1001' を返すため、[2:] で先頭の '0b' を取り除きます。あとはスライス [::-1] で文字列を反転し、元の文字列と一致するかを比較するだけです。こちらの方法は可読性が高く、実務でも扱いやすいのが魅力です。
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