PythonでpandasのSeriesに重複する要素が含まれているかどうかを確認する方法
データ分析を行う際、pandasのSeriesに重複した要素が含まれていないかを確認したいケースはよくあります。本記事では、Pythonを使ってSeries内の重複要素を検出する方法を、具体的なコード例とともに解説します。
前提:対象となるデータ
まず、以下のようなSeriesを例として考えてみましょう。
0 1 1 2 2 3 3 4 4 5
このSeriesには重複する要素が存在しません。以降では、これをプログラムで検証するためのアプローチを紹介します。
方法1:len()関数とnp.unique()を組み合わせる
最もシンプルな方法は、元のSeriesの長さと、np.unique()によって重複を除去した配列の長さを比較することです。両者の長さが一致すれば重複はなく、一致しなければ重複が存在すると判断できます。
例えば、次のように重複を含むSeriesがあるとします。
0 1 1 2 2 3 3 4 4 5 5 3
この場合、if文を使って長さを比較し、結果を出力します。
if(len(data)==len(np.unique(data))):
print("no duplicates")
else:
print("duplicates found")コード例(ラムダ式を使用)
ラムダ式を使えば、この判定処理をより簡潔に記述できます。
import pandas as pd import numpy as np data = pd.Series([1,2,3,4,5]) result = lambda x: "no duplicates" if(len(data)==len(np.unique(data))) else "duplicates found!" print(result(data))
出力結果
no duplicates
重複がないため、「no duplicates」と表示されました。
方法2:if文による条件分岐で直接判定する
同じロジックを、if文による条件分岐でそのまま記述することも可能です。こちらの方が処理の流れが直感的で読みやすいでしょう。
コード例(重複を含むデータ)
import pandas as pd
import numpy as np
data = pd.Series([1,2,3,4,5,3])
if(len(data)==len(np.unique(data))):
print("no duplicates")
else:
print("duplicates found")出力結果
duplicates found!
値「3」が2回登場しているため、Seriesの長さ(6)とユニークな要素の数(5)が一致せず、「duplicates found!」と正しく判定されました。
補足:pandasのduplicated()メソッドも活用できる
なお、pandasにはduplicated()やany()を組み合わせた便利な手法もあります。
data.duplicated().any() # 重複があればTrueを返す
用途に応じて、NumPyベースの方法とpandasネイティブの方法を使い分けるとよいでしょう。
まとめ
Seriesに重複要素が含まれているかの判定は、「元のデータの長さ」と「ユニーク化後の長さ」を比較するだけで簡単に実現できます。np.unique()との組み合わせは軽量で汎用的なため、ぜひ覚えておきましょう。
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