TensorFlowとPythonで同じ長さの複数の文字列をエンコードする方法
同じ長さの複数の文字列をエンコードする場合は、tf.Tensorを入力値として使用できます。一方、長さが異なる複数の文字列をエンコードする必要がある場合には、tf.RaggedTensorを入力として使うことが推奨されます。また、パディング(padded)形式やスパース(sparse)形式で複数の文字列を含むテンソルがある場合は、まずそれをtf.RaggedTensorに変換してから、unicode_encodeメソッドを呼び出す必要があります。
Unicode文字列の操作について
ここでは、Pythonを使ってUnicode文字列をどのように表現し、Unicodeの同等機能を利用してそれらを操作するのかを解説します。標準的な文字列操作に対応するUnicodeの機能を活用することで、スクリプト検出に基づいてUnicode文字列をトークンに分割することが可能です。
実行環境について
本記事のコードはGoogle Colaboratory(Colab)上で実行しています。Google Colabはブラウザ上で直接Pythonコードを実行できるサービスで、面倒な環境構築が不要であり、GPU(グラフィックス処理装置)にも無料でアクセスできます。ColaboratoryはJupyter Notebookをベースに構築されています。
コード例
print("同じ長さの複数の文字列をエンコードする場合、tf.Tensorを入力として使用します")
tf.strings.unicode_encode([[99, 97, 116], [100, 111, 103], [99, 111, 119]], output_encoding='UTF-8')
print("長さが異なる複数の文字列をエンコードする場合、tf.RaggedTensorを入力として使用します:")
tf.strings.unicode_encode(batch_chars_ragged, output_encoding='UTF-8')
print("パディング/スパース形式のテンソルがある場合は、unicode_encodeを呼び出す前にtf.RaggedTensorへ変換します")
tf.strings.unicode_encode(
tf.RaggedTensor.from_sparse(batch_chars_sparse),
output_encoding='UTF-8')
tf.strings.unicode_encode(
tf.RaggedTensor.from_tensor(batch_chars_padded, padding=-1),
output_encoding='UTF-8')コード引用元:https://www.tensorflow.org/tutorials/load_data/unicode
実行結果
同じ長さの複数の文字列をエンコードする場合、tf.Tensorを入力として使用します 長さが異なる複数の文字列をエンコードする場合、tf.RaggedTensorを入力として使用します: パディング/スパース形式のテンソルがある場合は、unicode_encodeを呼び出す前にtf.RaggedTensorへ変換します
解説
- 同じ長さの複数の文字列をエンコードする場合は、tf.Tensorをそのまま入力として使用できます。
- 長さが異なる複数の文字列を扱う場合は、tf.RaggedTensorを入力として使用します。RaggedTensorは可変長データを効率的に表現できるためです。
- パディング形式やスパース形式で複数の文字列を持つテンソルの場合は、
unicode_encodeを呼び出す前に、tf.RaggedTensor.from_sparse()やtf.RaggedTensor.from_tensor()を使ってtf.RaggedTensorへ変換する必要があります。
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