Pythonで再帰を使ってネストされたリストの合計を求める方法
再帰(リカージョン)の手法を使ってネストされたリスト(入れ子構造のリスト)の合計値を求めるには、リストを引数として受け取るユーザー定義関数を作成します。
再帰とは、大きな問題をより小さな部分問題に分割してそれぞれの結果を計算し、それらを組み合わせることで全体の解を導き出す手法です。ネストされたリストのように階層構造を持つデータの処理に特に適しています。
なお、Pythonのリストは整数・浮動小数点数・文字列など、異なるデータ型の値を混在させて格納できる柔軟なデータ構造です。
サンプルコード
以下に具体的な実装例を示します。
def recursion_sum(my_list):
my_total = 0
for elem in my_list:
if (type(elem) == type([])):
my_total = my_total + recursion_sum(elem)
else:
my_total = my_total + elem
return my_total
my_list = [[2,3], [7,9], [11,45], [78,98]]
print("The list elements are :")
print(my_list)
print( "The sum is :")
print(recursion_sum(my_list))
実行結果
The list elements are : [[2, 3], [7, 9], [11, 45], [78, 98]] The sum is : 253
コードの解説
- 「recursion_sum」という名前の関数を定義し、リストを引数として受け取ります。
- まず、合計値を格納する変数を0で初期化します。
- リスト内の各要素を順番に走査し、要素の型がリスト型と一致する場合は、その要素に対して自分自身の関数を再度呼び出し(再帰呼び出し)、その戻り値を合計に加算します。
- リスト型でない場合は、その値をそのまま変数に加算します。
- 最終的な合計値をreturn文で返し、コンソールに出力します。
- 関数の外部では、以下の処理が行われます。
- ネストされたリストを定義し、その内容をコンソールに表示します。
- このリストを引数として渡してrecursion_sum関数を呼び出します。
- 計算結果である合計値がコンソールに出力されます。
補足:isinstance()を使ったより安全な判定
上記のコードではtype(elem) == type([])で型を比較していますが、Pythonではisinstance(elem, list)を使う方が推奨されています。isinstanceはサブクラスも正しく判定できるため、より堅牢なコードになります。
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