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OpenCVで画像を読み込んで表示する方法を解説

本記事では、OpenCVライブラリを使って画像を読み込み、画面に表示する方法をわかりやすく解説します。

OpenCVは、リアルタイムのコンピュータビジョン処理を主な目的としたオープンソースのプログラミングライブラリです。画像処理や機械学習の分野で広く利用されており、Pythonとの相性も抜群です。

事前準備

画像を読み込む前に、対象となる画像ファイルがプログラムと同じディレクトリ(フォルダ)内に保存されていることを確認してください。別の場所にある場合は、絶対パスまたは相対パスで正しく指定する必要があります。

処理の手順(アルゴリズム)

OpenCVで画像を読み込んで表示する流れは、以下の3ステップです。

ステップ1:OpenCVをインポートする。
ステップ2:imread()関数で画像を読み込む。
ステップ3:imshow()関数で画像を表示する。

サンプルコード

以下は、実際に画像を読み込んで表示するシンプルなPythonコードの例です。

import cv2 as cv
image = cv.imread('ronaldo.jpg')
cv.imshow('Cristiano Ronaldo', image)

コードの解説

  • import cv2 as cv:OpenCVライブラリを「cv」という名前でインポートします。
  • cv.imread():指定したファイル名の画像を読み込みます。ここでは「ronaldo.jpg」を読み込んでいます。
  • cv.imshow():第1引数にウィンドウ名、第2引数に読み込んだ画像データを渡して表示します。

実行結果

コードを実行すると、以下のように指定した画像が新しいウィンドウ上に表示されます。

OpenCVで画像を読み込んで表示する方法を解説

補足:ウィンドウを確実に表示させるには

環境によっては、imshow()だけではウィンドウが一瞬で閉じてしまうことがあります。その場合は、以下のようにwaitKey()destroyAllWindows()を追加すると、キー入力があるまで画像が表示され続けます。

import cv2 as cv
image = cv.imread('ronaldo.jpg')
cv.imshow('Cristiano Ronaldo', image)
cv.waitKey(0)
cv.destroyAllWindows()

まとめ

OpenCVを使えば、わずか数行のコードで画像の読み込みと表示が可能です。まずはこの基本操作をマスターし、グレースケール変換やリサイズなど、さまざまな画像処理に挑戦してみてください。

  1. PythonとOpenCVで実現する画像の加算とブレンディング

    画像処理において、画像は行列(マトリクス)として扱われます。行列の中身は画像の種類によって異なり、二値画像(0と1)、グレースケール画像(0〜255)、RGB画像(各チャンネル0〜255)などがあります。したがって、2枚の画像を「加算する」ということは、対応する位置にある画素同士の行列を単純に足し合わせることを意味します。 OpenCVライブラリには、画像を加算するための関数 cv2.add() が用意されています。ただし、画像の加算を行う際は、2枚の画像のサイズ(幅と高さ)が同一である必要がある点に注意してください。また、cv2.add() は飽和演算(サチュレーション)を行うため、計算結果

  2. 【Python×OpenCV】画像の収縮(エロージョン)と膨張(ダイレーション)の基本を解説

    本記事では、PythonのOpenCVモジュールを使って、エロージョン(収縮)やダイレーション(膨張)といったモルフォロジー演算(形態学的処理)を実行する方法を解説します。 OpenCVはコンピュータビジョン向けに設計されたオープンソースのライブラリで、もともとはIntelによって開発されました。BSDライセンスのもとで誰でも無料で利用できます。 OpenCVの機能を使うには、まずpipでインストールしておきましょう。 sudo pip3 install opencv-python エロージョン(収縮)とは?仕組みを解説 エロージョンは、前景オブジェクトの境界を削り取っていく処理です。画像内の