Tkinterでテキストウィジェットにスクロールバーを追加する方法
Tkinterのテキストウィジェット(Text Widget)は、複数行にわたるユーザー入力を受け付けるためのウィジェットです。エントリーウィジェット(Entry Widget)とよく似ていますが、最大の違いはテキストウィジェットが複数行のテキスト入力をサポートしている点にあります。テキストウィジェットを作成するには、まずテキストオブジェクトをインスタンス化します。
複数行のテキストを扱う場合、内容がウィジェットの表示領域を超えることがあるため、スクロールバーの追加が不可欠です。テキストウィジェットにスクロールバーを追加するには、ScrolledText(root) 関数を使用します。この関数を呼び出すと、スクロールバーが組み込まれたテキストフィールドが自動的に生成されます。
ScrolledText(root) 関数は、Tkinterの ScrolledText モジュールに含まれています。以下のコマンドでインポートできます。
from tkinter.scrolledtext import ScrolledText
コード例
ここでは、テキストウィジェットを作成し、そこにスクロールバーを追加する例を紹介します。
# ライブラリのインポート
from tkinter import *
from tkinter.scrolledtext import ScrolledText
# tkinterウィンドウ(フレーム)のオブジェクトを作成
win = Tk()
# ウィンドウのサイズを指定
win.geometry("650x250")
# テキストウィジェットのインスタンスを作成して配置
ScrolledText(win).pack()
win.mainloop()
実行結果
上記のコードを実行すると、複数行のユーザー入力に対応したテキストウィジェットと、ネイティブなスクロールバーが表示されたウィンドウが出現します。ユーザーが大量のテキストを入力しても、スクロールバーを使ってスムーズに全体を閲覧できるようになります。
なお、pack() メソッドはウィジェットをウィンドウ内に配置するためのジオメトリマネージャーです。必要に応じて fill="both", expand=True などのオプションを追加すれば、ウィンドウサイズに合わせてテキストウィジェットを拡張することも可能です。
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