【Python】Tkinterでツールチップ(バルーンヘルプ)を表示する方法
ツールチップは、ボタンなどのウィジェットにマウスカーソルを合わせたときに、補足情報をポップアップ表示できる便利な機能です。ユーザーインターフェースの使いやすさを向上させるために、幅広いアプリケーションで活用されています。
Tkinterでツールチップを作成・表示するには、tkinter.tixモジュールが提供するBalloonウィジェットを使用します。
実装例
# tkinterライブラリをインポート
from tkinter import *
from tkinter.tix import *
# tkinterフレームのインスタンスを作成
win = Tk()
# ウィンドウサイズを設定
win.geometry("600x450")
# ツールチップ(Balloon)を作成
tip = Balloon(win)
# ボタンウィジェットを作成
my_button = Button(win, text="Hover Me")
my_button.pack(pady=20)
# ボタンにツールチップを紐付ける
tip.bind_widget(my_button, balloonmsg="www.tutorialspoint.com")
win.mainloop()
コードのポイント
Balloon(win):親ウィンドウを指定してBalloonオブジェクトを生成します。bind_widget():対象のウィジェットとツールチップを関連付けます。表示するメッセージはballoonmsg引数で指定します。pady=20:ボタンの上下に余白を設けてレイアウトを調整しています。
実行結果
上記のコードを実行すると、「Hover Me」というラベルのボタンが配置されたウィンドウが表示されます。ユーザーがこのボタン上にマウスカーソルをしばらく置くと、指定したテキストがツールチップとして表示されます。

注意点
tkinter.tixモジュールは比較的古いPythonバージョンでは非推奨(deprecated)となっているため、環境によっては利用できない場合があります。その場合は、Toplevelウィンドウを組み合わせて独自のツールチップクラスを実装するか、サードパーティ製ライブラリ(例:tkinter-tooltipなど)を利用するとよいでしょう。
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