【Python】Tkinterアプリをexe化する際、PyInstallerでコンソール画面を非表示にする方法
Tkinterで作成したデスクトップアプリケーションを実行ファイル(.exe)に変換する場合、一般的には「PyInstaller」というパッケージが利用されます。PyInstallerを使えば、Pythonスクリプトを単体の実行可能ファイルへと簡単に変換でき、アプリの配布にも便利です。
しかし、生成された.exeファイルを起動すると、アプリケーションのウィンドウが開く前にコマンドプロンプト(コンソール画面)が一瞬表示されてしまうことがあります。このコンソールを非表示にするには、PyInstallerのコマンドに--windowedオプションを指定します。
基本のコマンド
pyinstaller --onefile ファイル名 --windowed
サンプルプログラム
ここでは、以下のTkinterアプリケーションを.exeファイルに変換する例を見ていきましょう。
app.py
# 必要なライブラリをインポート
from tkinter import *
# Tkinterフレームのインスタンスを作成
win = Tk()
# ウィンドウサイズを設定
win.geometry("700x350")
# ウィンドウの背景色を設定
win.config(bg='#aad5df')
def display_text():
Label(win, text="Hello World!", background='white', foreground='purple1').pack()
Button(win, text="Click Me", background="white", foreground="black", font=('Helvetica 13 bold'), command=display_text).pack(pady=50)
win.mainloop()実行手順
app.pyが保存されているフォルダでターミナル(コマンドプロンプト)を開き、以下のコマンドを実行します。
> pyinstaller --onefile app.py --windowed
コマンドの実行が完了すると、「dist」フォルダ内に「app.exe」ファイルが生成されます。
実行結果
distフォルダ内にある実行ファイルをダブルクリックして起動すると、ボタンとラベルウィジェットが配置されたウィンドウが表示されます。

ご覧のとおり、--windowedオプションを付けてビルドすることで、アプリケーションウィンドウが開く前にコマンドプロンプトが表示されなくなります。これにより、見た目もすっきりとした、完成度の高いデスクトップアプリとして配布できるようになります。
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