Windows 10でTkinterウィンドウを常に最前面に表示する方法
Tkinterアプリケーションでウィジェットを画面に表示するには、一般的にmainloop()関数を使用します。この関数は、作成したウィジェットをウィンドウ上に描画し、アプリケーションを動作させ続ける役割を担っています。
しかし、多くの場合、Tkinterのウィンドウは他のアプリケーションやプログラムの背後に隠れてしまいます。別の作業に切り替えた後、再びTkinterウィンドウを見つけて切り替え直すのは意外と手間がかかり、作業効率を下げる原因にもなります。
そこで便利なのが、Tkinterウィンドウを常に他のウィンドウより手前(最前面)に表示させるテクニックです。専用の関数を作成し、その中でwin.lift()メソッドを定義してループ処理させることで実現できます。ループ内ではwin.after(2000, 関数名)を呼び出すことで、2秒ごとにウィンドウを最前面に持ち上げ続け、どれだけ他のウィンドウを開いても常に手前に表示されるようになります。
コード例
# 必要なライブラリをインポート
from tkinter import *
import lorem
# tkinterフレーム(ウィンドウ)のインスタンスを作成
win = Tk()
# ウィンドウのサイズを設定
win.geometry("700x350")
def stay_on_top():
win.lift()
win.after(2000, stay_on_top)
# ラベルウィジェットを追加
Label(win, text="This window will always stay on Top", font=('Aerial 14')).pack(pady=30, anchor=CENTER)
# ウィンドウを最前面に保つために関数を呼び出す
stay_on_top()
win.mainloop()コードのポイント
- win.lift():ウィンドウをZ順序の最上位に移動させるメソッドです。
- win.after(2000, stay_on_top):2000ミリ秒(2秒)後に関数を再帰的に呼び出すことで、継続的に最前面を維持します。
実行結果
上記のコードを実行すると、他のすべてのウィンドウやアプリケーションよりも自動的に手前に表示され続けるウィンドウが立ち上がります。別のアプリに切り替えても、2秒以内にTkinterウィンドウが再び最前面に現れるため、監視ツールやタイマー表示など、常に画面に見せておきたいアプリケーションの開発に活用できます。
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